英語で私の責任ではないと伝える

2014年8月17日更新
英語で私の責任ではない

できることならあまり使いたくない表現ではありますが、英語でやり取りをする窓口が限られていると、何か起きても特定の人にすべて責任転嫁されてしまったり、先方の手違いやミスまでこちらのせいにされてしまったりということもあります。

米国では、job description(職務記述書)の形で、仕事の範囲、責任の範囲を明確に定める習慣があり、基本的にはここに書かれてもいないようなことを業務命令として指示するといろいろと問題が起きることがあります。

いずれにせよ、こうした言い回しは、単なる責任の擦り付け合いではなく、問題解決につなげるために使いたいものです。日本では沈黙をもって答えるというようなこともありますが、こういう責任の所在を明確にせねばならないようなときに黙っていると自分の、あるいは自分たちのせいになるため、必ず何か回答・返答の必要があります。

I'm afraid to say that this issue is beyond my control.
恐れ入りますが、この案件は私の管理の及ぶ範囲外です。
I am not responsible for it.
それは私の責任ではありません。
I am not in charge of this. Please contact to our accounting department.
これは私の担当ではありません。こちらの経理部へご連絡ください。
I am not involved in this.
私は関わっていません。
We are out of the scheme for this procedure.
われわれはこの手順(業務)の蚊帳の外です。
Please clarify the problem so that we can hand over this to the right department.
本来の担当部署へまわせるよう、問題をクリアにしてください。
I understand that something has occurred to our production line. Please clarify what is going on and who is in charge of this.
生産ラインに何か起きたということは理解しました。誰が担当なのか、何が起きているのか明確にしてください。
It is not my fault.
私のミスではありません。
You are blaming the wrong person. We are only window for this operation.
あなたは非難する相手を間違っています。私たちはこの業務のただの窓口です。

スポンサーリンク

>このページ「英語で私の責任ではないと伝える」の先頭へ

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけでなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集