インドネシアの祝日カレンダー|2018年のインドネシア祝日の日数と一覧

2018年1月14日更新

インドネシアの祝日の日数は年間で15日で、これが政府で定められた休日となっています。ただし、この祝日以外に、Cuti bersamaと呼ばれる有給取得の奨励日が設けられており、2018年は5日間がこの有給休暇取得奨励日で、役所関係はこれらの日も休んでいます。この一斉有給取得奨励日については、各企業ごとに休みにするかどうかを決めているため、実際に稼動しているかどうかは各会社に確認する必要があります。政府公認となる国民の祝日のうち、毎年日にちが固定されているのは4日だけとなります。あとの11日〜12日の公式祝日は毎年日程が異なる移動祝日となります。

一般には、インドネシアの祝日でもっとも重要で大きなものでもあるラマダン明けの休み、いわゆるレバランともいわれる断食明け大祭の前後は連休をとっている企業が多いです。2018年の一斉有給取得日も、4日間がこのレバランに集中しています。またこのレバラン期間中は役所や税関も閉じますので、貿易機能もほぼ止まってしまいます。

インドネシアのラマダンとレバラン

ラマダンとは断食月のことで、インドネシアは国民の9割近くがイスラム教であるため、この期間中はほとんどのインドネシア人が日の出から日の入りまでの間、食べ物を口にしません。もっとも、インドネシアはイスラム教国ではなく、他の宗教も容認する世俗主義をとっていますので、祝日に他の宗教の休日が公式に入っています。

このラマダン後の祝日となるレバランがインドネシア最大の祝日といってもよいかもしれません。日本の年末年始、欧米諸国のクリスマスに相当する長期連休となります。

ちなみに断食そのもののことはサウムと呼ばれます。この断食月であるラマダンは1ヶ月続きます。時間にして、午前4時頃から午後7時頃の間は何も食べませんが、午前2時半頃から3時半前後の夜明け前に、食事をとることになります。病人をはじめ、健康上の理由がある方や幼児、イスラム教徒以外の方はラマダン中も断食はしません。 娯楽施設などはラマダン期間中とそのあとのラマダン明け祝祭日となるレバランが終わるまでは営業時間短縮などなされていることが多いです。

2018年のインドネシアのラマダンのスケジュール

ラマダンは毎年日程が変わり、2018年のインドネシアのラマダンは、5月15日から6月14日となっています。これに対して公式なレバラン(断食明け大祭)は、6月15日から6月16日の2日ですが、実際には、6月13日と6月14日、6月18日から6月19日は有給取得奨励日となっており、政府公的機関も休みを取るため、6月13日から6月19日までは長期連休となっているケースが多いです。

ラマダンの期間は、勤務時間も変更

なお、ラマダンの間は、勤務時間も変則的になっていることがありますので、インドネシアと直接やり取りしている方は注意を要します。時短や休み時間を多めにするといった方法を採用している企業が多いですが、食事を取る必要があるため、午前2時〜3時前後に起きているわけですから、通常通りの勤務では体が持ちません。時短勤務となっていたとしても、残業することは難しいため、その定時直前にやり取りすることはなるべく避けることが無難です。

緊急性の高いやり取りをする必要がある場合は、相手の勤務時間がラマダン中どうなっているかをたずねてみるとよいでしょう。また、あわせてレバランの休みについても聞いてみるとよいでしょう。

ラマダン明けのレバランで気をつけるべきこと

インドネシアの企業と貿易を行っている場合、輸出・輸入のいずれにしても、インドネシア税関での通関が必要です。レバラン大祭の間は、税関が休みになっていますので、この直前や直後の通関となるような輸送スケジュールを組んでしまうと、納期通りの輸送がきわめて難しくなります。加えて、インドネシアはASEANのなかでは比較的通関に時間のかかる国です。レバランの数日前に入港していても税関検査となってしまって結局、連休前に通関が終わらなかったとなれば、納期遅延必至です。フォーワーダと相談の上、インドネシアの入国・出国がいつまでに必要か逆算した上で計画を組んでいくことが肝要です。

また、レバランの休み明けというのは、港にしてもコンテナヤードにしても、貨物が山積みになっており、まさにごった返した状態になっています。順番に手続きはされていきますが、貨物量が多すぎて、本来の通関にかかる時間よりも長くかかることが通例です。さらに、混雑のためにリフトの事故もよく起きるため、予期せぬ貨物へのダメージで納入に支障をきたすことがある点も留意しておいたほうがよいかもしれません。

インドネシアの暦

インドネシアは13000以上の島から成り立っている国ですが、多言語、また300種族以上で構成される多民族の国でもあります。インドネシア語自体がこの国の「共通語」という位置づけであり、ジャワ語やバリ語などの現地でメジャーな言語のほかにもたくさんの言語が存在します。このため、暦についてもいくつか種類があります。

インドネシアでは、いわゆるイスラム諸国で用いられるヒジュラ暦、現在の西暦として用いられるグレゴリオ暦、バリ暦(サカ暦もしくは釈迦暦、ヒンドゥーの暦で年間が210日となる)等が使われます。太陰暦であるヒジュラ暦は、イスラム教の行事が多いため、それらを決めるために使われますが、日々のビジネスの世界では日本や諸外国と同じ西暦で語られることが通例のため、あまり不便を感じることはないと思います。また、インドネシアはイスラム教だけでなく、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー、仏教、儒教の6つの宗教(宗派)が公認されていますので、宗教行事の際はそれら個別の暦に基づいて実施され、ビジネス等では西暦が使われる、という形になっています。

インドネシアの2018年祝日カレンダー

6月13日から6月14日、6月18日から19日、12月24日は政府が定めた国民の祝日ではなく、有給取得奨励日として設定された日となります。行政機関をはじめ、ほとんどの政府関係の組織は原則休日となっているため、下記のカレンダーでも、祝日扱いで赤丸をつけています。詳細は各機関へ直接確認の必要があります。

インドネシアの祝日の数と一覧

下表にまとめているのは公的な祝日となる15日と、一斉有給休暇取得推奨日の5日(結局、政府機関はほぼ休み)の一覧です。複数の宗教に配慮した、多民族・多宗教の国家ならではの祝日・記念日となっています。上述したとおり、ラマダンは5月15日から6月14日となり、ラマダン明けの休みであるレバランの長期連休は、最長で6月13日〜6月19日となります。

インドネシアの祝日一覧2018年版
祝日 日本語 インドネシア祝日名称 特記事項
1月1日 新年 Tahun Baru Masehi 西暦の元日。
2月16日 旧暦新年 Tahun Baru Imlek 2569年に相当。中国暦の元日
3月17日 釈迦暦新年(ニュピ) Hari Raya Nyepi サカ暦1940年の元日。
3月30日 聖金曜日 Jumat Agung キリスト受難の日。
4月14日 ムハマッド昇天祭 Isra Mi'raj 移動祝日。
5月1日 メーデー Hari Buruh 固定祝日
5月10日 キリスト昇天祭 Kenaikan Isa Almasih 移動祝日
5月29日 仏教祭 Hari Waisak 釈迦の生誕祭
6月1日 パンチャシラの日 Hari Kesaktian Pancasila 国家5原則を記念する日。固定祝日
6月13〜14日 レバラン前(ラマダン明け大祭) Cuti Bersama Lebaran 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。
6月15〜16日 レバラン(ラマダン明け大祭) Hari Raya Idul Fitri 公式の断食明け大祭(レバラン)。移動祝日。
6月18〜19日 レバラン後(ラマダン明け大祭) Cuti Bersama Lebaran 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。
8月17日 独立記念日 Hari Kemerdekaan 1945年8月17日の独立を記念
8月22日 巡礼の日 Idul Adha ヒジュラ暦1439年に相当
9月11日 回教暦新年 Tahun Baru Islam イスラムの元日。
11月20日 ムハマッド誕生の日 Maulid Nabi Muhammad SAW ムハマッドの生誕を記念
12月24日 クリスマス・イブ Cuti Bersama Hari Natal 一斉有給取得奨励日
12月25日 クリスマス Hari Natal 固定祝日

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