相当材の意味とは

2017年12月25日更新

相当材は英語ではequivalentとも表記されますが、図面上に書かれていた場合、その意味するところは全く同じ規格の材料でなくてもそれに相当する材料であれば可とする指示内容です。相当材のほか、同等品、等価品、相当品ということもあります。

例えば、S45C相当材と図面表記する場合、英語では「S45C or equivalent」となりますが、JIS規格にある鉄鋼材料であるS45Cもしくはそれに相当する材料であればよいという意味になります。

S45Cはとてもよく使われる機械構造用の炭素鋼ですが、機械やその部品だけでなく様々なものに使われているので、よく指定されますが、海外でも用いる図面であった場合、JIS規格材料であるS45Cそのものは現地で手に入らないこともあります。この場合、その国の規格でこの材料に相当するものを選ぶことになります。例えば、ヨーロッパの規格であるENでの「C45」やSAEによる「1045」、ISO規格での「C45」がS45C相当材といえる材料となります。

逆に、相当材や相当品、等価品を使ってよいという指示が図面にない場合、是が非でもその材料を調達して使わねばならず、特定の地域でしか手に入らないものであったりした場合、調達にコストや時間がかかり、生産に支障をきたす可能性もあります。市中で出回っていて手に入りやすい鋼材や板厚などのサイズのものを選ぶとともに、こうした指定する「幅」をある程度弾力的にすることでコストを下げることにもつながります。

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