緑青には毒性があるか
銅は錆びると表面に緑色の「錆」が出てきます。これが緑青といわれ、毒性が強いので危険であると昔から言われてきました。実際のところ、緑青そのものには毒性はありません。毒物や劇物の類でもありません。
もちろん、口にたくさん含んだり、食べたりといったことをすれば普通の銅であっても害が出てきますが、普通に接するだけであれば特に毒性もないため、構える必要はありません。
緑青を間違えて口に入れてしまっても、粘膜を強く刺激する作用をもつため、体が反応し吐き出してしまい、吸収されないとされます。
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