研削、研磨、機械加工、機械保全等、加工技術全般に関わりのある資格の一覧
機械加工をはじめとする技術的な資格には、作業を行うためになくてはならないものと、技能を証明するためのものとがあります。このページではそれらをあわせて紹介していきます。一般に、技能を証明するための資格は難度が高いものが多く、受験資格に実務経験も必要となります。1級や特級になってくると、勉強期間や実技練習の時間もかなり必要です。
自己啓発の一環として、あるいは社内外への技能の証明書として、また営業上の利点にもなることから従業員に積極的に習得させている企業もあるようです。名刺などに技能士の記載がある例もよく見ます。加工機械を個人で保有しているケースは少ないと思いますので、職場で用いる機械に関した技能資格を目指すのが一番の早道です。
ただこうした資格があるからと言って、すぐに熟練者たちと肩を並べて仕事ができるかといえば、なかなか難しいところがあるといえます。というのも、特に加工技術は実際に製作したことがあるか、経験が必要な部分が大きく、加工技術やワークの多様化・複雑化・高精度化に加え、技能者のレベルは上を見れば気の遠くなるような高みにいる人たちもいます。
これをゴールとせず、最初の目標として取り組むのは非常に有意義で、職場ではたいてい同じ作業が続くため、網羅的に学べるこれらの技能の基礎は会社が違っても通用するある種の「共通」の知識・技能とも言えます。特に日本は世界一と言われたほどの技術で、国内の製造業の衰退、海外移転による空洞化等が深刻になっている今も、他国にはない高い水準と言えます。技能を学ぶ環境としては、世界でも恵まれているのではないでしょうか。
- 自由研削砥石特別教育、機械研削砥石特別教育
- 技能士(国家資格)について
- 機械保全技能士(機械系保全作業)
- 機械保全技能士(電気系保全作業)
- 機械保全技能士(設備診断作業)
- 鋳造技能士(鋳鉄鋳物鋳造作業)
- 鋳造技能士(銅合金鋳物鋳造作業)
- 鋳造技能士(軽合金鋳物鋳造作業)
- 鍛造技能士(ハンマ型鍛造作業)
- 鍛造技能士(プレス型鍛造作業)
- 粉末冶金技能士(焼結作業)
- 金属熱処理技能士(一般熱処理作業)
- 金属熱処理技能士(浸炭・浸炭窒化・窒化処理作業)
- 金属熱処理技能士(高周波・炎熱処理作業)
- 金型製作技能士(プレス金型製作作業)
- 金型製作技能士(プラスチック成形用金型製作作業)
- 切削工具研削技能士(工作機械用切削工具研削作業)
- 切削工具研削技能士(超硬刃物研磨作業)
- 光学機器製造技能士(光学ガラス研磨作業)
- 機械加工技能士(普通旋盤作業)
- 機械加工技能士(数値制御旋盤作業)
- 機械加工技能士(立旋盤作業)
- 機械加工技能士(フライス盤作業)
- 機械加工技能士(数値制御フライス盤作業)
- 機械加工技能士(ボール盤作業)
- 機械加工技能士(横中ぐり盤作業)
- 機械加工技能士(ジグ中ぐり盤作業)
- 機械加工技能士(平面研削盤作業)
- 機械加工技能士(数値制御平面研削盤作業)
- 機械加工技能士(円筒研削盤作業)
- 機械加工技能士(数値制御円筒研削盤作業)
- 機械加工技能士(心無し研削盤作業)
- 機械加工技能士(ホブ盤作業)
- 機械加工技能士(数値制御ホブ盤作業)
- 機械加工技能士(ラップ盤作業)
- 機械加工技能士(マシニングセンタ作業)
- 放電加工技能士(数値制御形彫り放電加工作業)
- 放電加工技能士(ワイヤ放電加工作業)
- 金属プレス加工技能士(金属プレス作業)
- めっき技能士(溶融亜鉛めっき作業)
- めっき技能士(電気めっき作業)
- アルミニウム陽極酸化処理技能士(陽極酸化処理作業)
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