機械加工技能士(数値制御ホブ盤作業)について

2010年11月7日更新

ホブ盤のうち、NC(数値制御)されたものを用いて行う加工です。実際には現場で使われるほとんどのホブ盤は何らかの部分でこのNCが採用されたタイプになります。

平成22年(2010年)機械加工技能士(数値制御ホブ盤作業)技能検定概要

等級 試験内容 時間
1級 作業試験:NCホブ盤(テーブルの直径800mm以下)を使用して、S45Cの材料(研削済み)を切削加工することにより、はすば歯車5個をプログラムの作成・入力→ホブカッタと被削歯車・ジグとの干渉の確認→切削加工の作業手順で製作する。加工については、5個を別々にすべてプログラム加工で行う。ただし、モジュールは、3又は1.5とする。 モジュール3の場合 3時間30分
モジュール1.5の場合 4時間15分
ペーパーテスト:歯車の基礎計算、NC関係、ホブ盤作業の基礎等について行う。 1時間
等級 試験内容 時間
1級 作業試験:NCホブ盤(テーブルの直径800mm以下)を使用して、S45Cの材料(研削済み)を切削加工することにより、はすば歯車2個をプログラムの作成・入力→ホブカッタと被削歯車・ジグとの干渉の確認→切削加工の作業手順で製作する。加工については、2個を別々にすべてプログラム加工で行う。ただし、モジュールは、3又は1.5とする。 モジュール3の場合 2時間15分
モジュール1.5の場合 3時間
ペーパーテスト:歯車の基礎計算、NC関係、ホブ盤作業の基礎等について行う。 1時間
                

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