アルミニウム陽極酸化処理技能士(陽極酸化処理作業)について
加工対象となる物質の表面に酸化皮膜を作り出す技術で、アルマイト処理とも言います。アルミやアルミ合金の表面は常に酸化皮膜で覆われていますが、これをさらに高めたり、均一につけることができます。陽極酸化皮膜ともいいます。また着色することができるため、装飾用途でも利用の幅は広い技術です。難点としては、アルマイト処理そのものは表面が脆く、二次加工がしづらい点やアルミ以外の金属では膜厚が十分に稼げないという点が挙げられます。
平成22年(2010年)アルミニウム陽極酸化処理技能士(陽極酸化処理作業)技能検定概要
等級 | 1級 |
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実技内容 | (1)硫酸陽極酸化処理及び着色皮膜処理 (交流電解着色又は有機染色のどちらか一方) (2)電解液の分析及び調整計算 (3)試験材の皮膜厚さ測定及びアルカリ滴下試験 |
試験時間 | 3時間20分 |
等級 | 2級 |
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実技内容 | (1)硫酸陽極酸化処理 (2)電解液の分析及び調整計算 (3)試験材の皮膜厚さ測定 |
試験時間 | 2時間15分 |
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