ダイヤモンドのへき開(クリーベージ、劈開)とは
結晶がある一定方向に沿って割れること、あるいはその現象そのものを「へき開」といいます。ダイヤモンドで様々な被削材を研磨できたり、ダイヤモンドそのものを切断したりできるのはこの性質のおかげとも言えます。へき開の仕方にも鉱物によっていろいろありますが、ダイヤモンドの場合、八面体面(111)に平行な方向に完全な形で層状にへき開します。特に宝石の加工ではこの性質を利用してダイヤモンドを加工しています。
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