ぬれ性
固体に液体をかけたときの親和性や付着力をあらわす言葉で、ぬれ性が悪いといった場合、液体との付着・親和が良好ではなく、その液体をあたかも弾いているような状態をさします。対象に液体がべったりとは付かない状態です。ダイヤモンド砥粒は、「ぬれ性」は悪く、酸性やアルカリ性の溶液に対しても「ぬれ」ないため、化学的に安定しています。その分、周囲の材料との親和性も無いため、ボンドと化学的に結合することが無く、ダイヤモンド工具の製造においてはボンドとの機械的なグリップに頼るしかありませんでした。
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- 砥粒の種類:ダイヤモンドとCBN(ボラゾン)
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