スラブ
石材などを板状になったものを意味し、建材などでよく使われます。スラブ状になったワークはスラブ材とも言われます。通常、ブロック状のものを切断することで得られる形状です。このスラブに加工することを「スラビング」と呼ぶことがあります。業界によっては単に板材と呼ばれます。スラブ材の加工は、表面の平面研磨のほか、側面部となる端面の面取り加工や縁取り加工、丸める加工などがあり、それぞれについて専用の工具があります。固定砥粒での加工でメジャーなものはカップホイールや総形ホイールを用いた面取りやコバ磨きの工程です。板状の材料を機械に流していくだけで、左右についた工具が仕上げまで行ってしまうタイプの機械や、NC制御されたヘッドが板材の外周を周回して研削していくタイプなどもあります。
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