スローアウェイチップ（インデキサブルインサート）
切削工具に用いるチップ（刃）で、ホルダーにネジ止めして使います。切削加工のほか、旋削加工、フライス加工にも使われ、材質は多結晶ダイヤモンド焼結体（ＰＣＤ）、多結晶ＣＢＮ焼結体（ＰＣＢＮ）から超硬、サーメットのものなど多岐にわたります。
切削工具の中には、先端部の磨耗に伴い、ダイヤモンドホイールなどで再研磨を行うことで繰り返し利用するタイプのものもありますが、スローアウェイチップは通常使い捨てです。インデキサブルインサートともいい、チップの形状そのものは三角形をしているものが多いですが、円形、四角形、菱形なども売られています。旋削をされる方によっては、先端部の刃先の出具合の微妙な角度・寸法が非常に重要なことは周知の事実ですが、既製品が多く出回っている製品でもあり、プロの中にはこうした既製品の仕様に満足できない層もいるようです。
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