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A3103（アルミニウム）の成分、特性、機械的性質、強度、耐力について

2010年12月4日更新

1000系の純アルミは優れた特性を持つ反面、強度が弱いという難点がありました。こうした純アルミの持つ加工性や耐食性を損なわずに、強度を若干高めたのが3000系の材料になります。A3103も純アルミに比べて強度が少し高めてあります。不純物成分として若干のMgやZr、Ti、Crを含んでいます。

A3103の成分

3000番台の番号が付いているアルミは主にマンガンの添加されたアルミ合金で、非熱処理型の材料です。

A3103（アルミニウム）の成分
合金番号	Si	Fe	Cu	Mn	Mg	Cr	Zn	Ga, V, Ni, B, Zr等	Ti	その他		Al
合金番号	Si	Fe	Cu	Mn	Mg	Cr	Zn	Ga, V, Ni, B, Zr等	Ti	個々	合計	Al
A3103	0.50以下	0.7以下	0.10以下	0.9から1.5	0.30以下	0.10以下	0.20以下	ZrとTiの合計: 0.10以下	-	0.05以下	0.15以下	残部

A3103の機械的性質（耐力、引張強さ、伸び、曲げ）

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