SCW410(溶接構造用鋳鋼品、SCW材)の用途、機械的性質、成分の一覧
SCW410は炭素当量が0.40以下と規定された溶接用の鋳鋼品です。主として構造用の部材として使われます。引張強さの下限が410となっており、このカテゴリーの5種類の鋳鋼品の中では最も強度は弱くなり、反面、伸びが21%以上となります。
材料記号 | C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo | V | 炭素当量 |
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SCW410 | 0.22以下 | 0.80以下 | 1.50以下 | 0.040以下 | 0.040以下 | - | - | - | - | 0.40以下 |
材料記号 | 降伏点又は耐力 N/mm2 |
引張強さ N/mm2 |
伸び % |
シャルピー吸収エネルギー J | |
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衝撃試験温度 ℃ |
4号試験片 | ||||
3個の平均値 | |||||
SCW410 | 235以上 | 410以上 | 21以上 | 0 | 27以上 |
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