SK60の用途、機械的性質、成分、用途の一覧
SK60は炭素工具鋼鋼材のなかでは最も低炭素型のもので、じん性が必要とされる局面で使われます。元来、S10CなどのSC材(機械構造用炭素鋼)と炭素工具鋼との区分けがC量0.6%になっていましたが、この材料のC量の最低含有比率は0.55%となっています。
材料記号 | 化学成分 | ||||
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C | Si | Mn | P | S | |
SK60 | 0.55〜0.65 | 0.10〜0.35 | 0.10〜0.50 | 0.030以下 | 0.030以下 |
材料記号 | 焼きなまし温度 (℃) |
焼きなまし硬度 (HBW) |
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SK60 | 730〜760徐冷 | 183以下 |
材料記号 | 熱間圧延鋼板及び鋼帯 | 冷間圧延鋼板及び鋼帯 | |||
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熱間圧延まま硬度 HRC |
焼きなまし硬度 | 焼きなまし硬度 Hv |
冷間圧延まま硬度 Hv (参考値) |
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HRB | HRC | ||||
SK60 | 36以下 | 96以下 | - | 190以下 | (190〜280) |
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