SMn420(マンガン鋼)の成分と機械的性質(引張強さ、降伏点、伸び、絞り、硬度)
SMn420はマンガン鋼のうち、炭素含有量が0.17〜0.23と最も低いタイプの鋼材です。4種の中では唯一の肌焼鋼です。炭素鋼SC材の代替品としては手ごろな部類で、耐摩耗性に優れます。
材料記号 | C | Si | Mn | P | S | Ni | Cr | Mo |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SMn420 | 0.17 〜0.23 |
0.15 〜0.35 |
1.20 〜1.50 |
0.030以下 | 0.030以下 | 0.25以下 | 0.35以下 | - |
種類 | 熱処理温度 (℃) |
引張試験 (4号試験片) |
衝撃試験 (Uノッチ試験片) |
硬度 (HBW) |
||||
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焼入れ | 焼戻し | 降伏点 N/mm2 |
引張強さ N/mm2 |
伸び % |
絞り % |
衝撃値 (シャルピー) J/cm2 |
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SMn420 | 1次850から900油冷 2次780から830油冷 |
150〜200 空冷 |
- | 690以上 | 14以上 | 30以上 | 49以上 | 201〜311 |
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