原子力発電所の一覧
日本国内には54基の原子炉がありますが、2011年9月現在でこれらのうち11基のみ稼動しています。これらについても定期点検のため来年5月までには休止予定となっています。
IAEA(国際原子力機関)の下記Webサイトによると、日本は福島の事故以前でみると世界第三位の原子炉の稼動数を持っていました。
また、全世界では433の原子炉が存在し、国別で見ると、首位米国に次いで、フランス、日本、ロシア、韓国、インド、カナダ、英国、中国、ウクライナ、スウェーデン、ドイツ、スペイン、ベルギー、チェコ、スイス、フィンランド、ハンガリー、スロヴァキア、パキスタン、アルゼンチン、ブラジル、ブルガリア、メキシコ、ルーマニア、南アフリカ共和国、アルメニア、イラン、オランダ、スロベニアの30カ国で稼動しています。
2011年9月15日時点での世界における建造中の原子炉の数は、65基、発電量にして62592MW(e)となっています。最も多くの原子炉の製造に着手しているのは27基を建造中の中国です。旺盛な電力需要や今後の産業の発展を見越し、大幅な電力供給の増強を行っています。続いて11基を建造中のロシア、6基を建造中のインドなどが原子炉の製造に着手しています。
世界各国で稼働中もしくは建造中の原子力発電所については、下記のWikipediaページにまとめられています。
なお、下記の世界地図で灰色の国が原子炉を保有していない国です。赤色(ドイツ)は現在は稼働中ですが、段階的に廃止を決めた国、緑と黄緑は現在は原子炉が稼動していませんが、計画中もしくは建造中の国です。青色と水色の国は、原子炉が稼働中でさらに新しいものを建造中か計画している国です。日本が青くなっているのは福島の事故以前の情報に基づきます。
以下の世界地図の赤点で示された部分が原子炉がある場所になります。米国、フランス、日本など限られた地域にかなり密集していることが伺えます。
日本国内の原子力発電所は以下の地図の通りです。※九州の川内原子力発電所の上にあるSENDAIは誤記です。また以下の地図には青森県の北端にある東通原子力発電所が記載されていません。
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