ホイールマーク(ツールマーク、研磨痕)
特に粗加工のときに砥石の走ったあとが工作物の表面に残っていることがありますが、この研磨条痕、研削条痕のことをホイールマークという場合があります。端に研磨痕、研削痕とも言います。たいていの場合、後工程のより細かい粒度の砥石で消えますが、深すぎたり、使う砥石の粒度に大きな開きがあったりする場合、うまく取りきれないことがあります。研磨が要求されるような局面では、こうしたホイールマークが残ってしまっているとたいていの場合、修正が必要になります。なお、ビビりによって発生した傷痕のこともホイールマーク、ツールマークという場合があります。