セメントコンクリートとは
結合材で分類した場合、水とセメントを混ぜ合せたセメントペーストで固めたコンクリートのことです。いわゆる一般のコンクリートのほとんどすべてがこれに当てはまります。セメントペーストのほか、砂や砂利などの骨材、混和剤などで成り立っています。セメントを硬化させるには、適度な水が必要なため、多すぎても少なすぎてもコンクリートにはよくありません。コンクリートはセメントが乾燥して固まると誤解されることがありますが、硬化は水和反応よる結晶によるものです。乾燥が極端に進むと反応に必要な水分が不足して、欠陥のあるコンクリートになってしまいます。
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