重量コンクリートとは
軽量とは逆に、密度の大きい粗骨材を使ったコンクリートで、密度が大きくなる半面重量のあるコンクリートです。密度が大きなものほど放射線を通しにくくなるため、放射線遮蔽が必要な構造物、原子力発電所やX線照射室、アイソトープ貯蔵庫などに使われます。放射線遮蔽用途の場合、骨材には磁鉄鉱等が使われています。他に重量のある骨材(比重の高い骨材)としては、鉄、赤鉄鉱、砂鉄、重晶石等が知られています。
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