オーバーハング

2010年8月16日更新

ダイヤモンド工具の中には、台金にそのまま砥層がついておらず、軸などで突出させた先に砥層や砥石がついていることがあります。この突き出している状態もしくは突き出している長さのことをオーバーハングといいます。製造上の問題のほか、台金がワークに触れないようにする意図で作られることもありますが、オーバーハング部分が長いと振れやびびりの原因になることもありますので、これらを意図的につける場合は注意が必要です。またこの長さによって工具の強度も変わるため、最高使用周速度も変わります。

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