電子天秤のHSコード|HSコードの一覧表と調べ方、検索の仕方

2013年6月20日更新

電子天秤や電子秤(はかり)のHSコードの候補としては、9016.00の「はかり」があり、電子式かそうではないかを問わず、「はかり」が計測可能な最小の変化量が50ミリグラム以内であれば、このHSコードに該当する可能性があります。

この秤に重さのあるものを乗せた際に、秤が反応(計測)可能な最小の単位を感量といいますが、HSコードではこの感量によって分類が変わります。50ミリグラムを超えるような「はかり」があった場合、それは「はかり」ではなく、重量測定機器である8423項が候補となります。

6ケタの号レベルでのHSコードについてみた場合、はかりは9016.00の1パターンですが、重量測定器のほうは、体重計やコンベヤ上の重量計をはじめ、計測可能な最大の重量である「最大ひょう量(最大秤量)」がHSコード特定のための決め手となります。

該当するHSコードの分類番号

>HSコード一覧表の目次へ戻る

スポンサーリンク

「電子天秤のHSコード|HSコードの一覧表と調べ方、検索の仕方の関連記事

>このページ「電子天秤のHSコード|HSコードの一覧表と調べ方、検索の仕方」の先頭へ

このサイトについて

当サイトの記事はすべて工業製品のメーカーの実務経験者が執筆しています。

砥石メーカーの製品や技術を紹介するサイトとしてはじまりましたが、加工技術・工具・研削・研磨に関わる情報から派生し、ユーザーの問い合わせに応じて鉄鋼、非鉄、貴金属、セラミックス、プラスチック、ゴム、繊維、木材、石材等製造に使用する材料・ワークの基礎知識についても掲載するようになりました。その後、技術情報に限らず、製造業で各分野の職種・仕事を進めるうえで役立つノウハウも提供しています。

製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、経理、購買調達、資材、生産管理、在庫管理、物流など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

工業情報リンク集

工業分野のメーカーや商社を中心に、技術、規格、ものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業製品の生産に必要とされる加工技術や材料に関する知識、マーケティングから製品企画、開発、販売戦略、輸出入、物流、コスト低減、原価管理等、事業運営に必要な知識には共通項があります。

研磨、研削、砥石リンク集