配管、パイプのHSコード|HSコードの一覧表と調べ方、検索の仕方

2013年6月20日更新

配管、パイプは機械部品としても構造用途としても多数の箇所で使われる非常に汎用性の高い部品の一つです。HSコード上は、パイプという用語ではなく、管といわれますが、材質によってコードが完全に分けられる製品です。メジャーなところでは、鉄鋼製の鋼管があり、これは鉄鋼製品の第73類になります。材質が銅合金製ならば第74類、ニッケル製なら第75類、アルミ製なら第76類といった具合に、材質によって「類」そのものが違います。卑金属(貴金属以外のもの)で、カテゴリにない金属の場合は、第83類に入ります。

また鋼管ということになった場合は、これだけではHSコードの特定ができません。具体的には、継ぎ目のあるなしによるシームレス管なのか、電縫管、溶接管などのシーム管なのかという分類、油やガスを輸送するためのものかどうかという分類、鋳鉄、鉄鋼、ステンレス鋼、合金鋼という材質の違いによる分類がさらにあり、製法が冷間圧延や冷間引き抜きに該当するかどうかという分類もあります。

鋼管以外は基本的に材質のみによる分類です。

該当するHSコードの分類番号

>HSコード一覧表の目次へ戻る

スポンサーリンク

「配管、パイプのHSコード|HSコードの一覧表と調べ方、検索の仕方の関連記事

>このページ「配管、パイプのHSコード|HSコードの一覧表と調べ方、検索の仕方」の先頭へ

砥石からはじまり、工業技術や工具、材料等の情報を掲載しています。製造、生産技術、設備技術、金型技術、試作、実験、製品開発、設計、環境管理、安全、品質管理、営業、貿易、購買調達、資材、生産管理、物流、経理など製造業に関わりのあるさまざまな仕事や調べものの一助になれば幸いです。

このサイトについて

研削・研磨に関わる情報から、被削材となる鉄鋼やセラミックス、樹脂に至るまで主として製造業における各分野の職種で必要とされる情報を集め、提供しています。「専門的でわかりにくい」といわれる砥石や工業の世界。わかりやすく役に立つ情報掲載を心がけています。砥石選びや研削研磨でお困りのときに役立てていただければ幸いですが、工業系の分野で「こんな情報がほしい」などのリクエストがありましたら検討致しますのでご連絡ください。toishi.info@管理人

ダイヤモンド砥石のリンク集

研磨や研削だけでなく、製造業やものづくりに広く関わりのあるリンクを集めています。工業分野で必要とされる加工技術や材料に関する知識、事業運営に必要な知識には驚くほど共通項があります。研削・切削液、研削盤、砥石メーカー各社のサイトから工業分野や消費財ごとのメーカーをリンクしてまとめています。

研磨、研削、砥石リンク集