ルテチウム(元素記号 Lu)の用途、特性、物性、密度、比重、融点、沸点など
ルテチウムはランタノイド系のレアメタルとしては最後の元素で、他の多くのものと同様に常温では銀白色の固体です。主な用途は研究用で、工業用として実用化されたものは現在のところ報告されていませんが、年代測定、放射線治療、セラミックスの耐熱性の向上などの研究に使われています。
埋蔵量はゼノタイム(りん酸塩鉱石)に依存します。分離が難しいことから、価格も高額であることも実用上の利用がなかなか進まない理由の一つでもあります。
ルテチウム(元素記号 Lu)が活用されている分野
- 研究用としてセラミックス耐熱性工場
- 研究用として放射線治療
- 研究用として年代測定
分類 | 金属元素 |
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電子配置 | 4f155d16s2 |
英語 | Lutetium |
原子量 | 175.0 |
同位体 | 175Lu、176Lu |
融点 | 1652℃ |
沸点 | 3402℃ |
密度 | 9.84g/cm3 |
比重 | |
硬度 | モース硬度 |
色、形状 | 銀白色 |
20℃、1atmでの状態 | 固体 |
線膨張率 (α/10-6K-1) |
100K: 293K(20℃): 500K: 800K: |
700℃ | |
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300℃ | |
100℃ | |
0℃ | |
−195℃ |
700℃ | |
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300℃ | |
100℃ | |
0℃ | |
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