ヒノキ(檜、桧)の特徴|引張強度、圧縮強度、曲げ強度、曲げ弾性率、硬度
本州の中部から西、四国や九州に分布するヒノキ科の針葉樹で、日本以外はでは台湾にも分布しています。心材は淡い黄色もしくは褐色、紅色で、辺材は淡い白もしくは黄色をしています。ヒノキは特に保存性に優れた木材で、水や高湿環境下でもよく持ちます。香り豊かな檜風呂の素材として使われることでも知られます。比重は軽く、やわらかめの樹種ですが、曲げ弾性強度や引張強度など杉に比べても強い木材です。なお、肌目は細かく、木理も真っすぐです。乾燥時の比重は0.41程度とされます。
曲げ弾性率 (kgf/cm2) |
90000 |
---|---|
圧縮強度 (kgf/cm2) |
400 |
引張強度 (kgf/cm2) |
1200 |
曲げ強度 (kgf/cm2) |
750 |
せん断強度 (kgf/cm2) |
75 |
木口面硬さ(硬度) (kgf/mm2) |
4.0 |
板目面硬さ(硬度) (kgf/mm2) |
1.2 |
スポンサーリンク
>このページ「ヒノキ(檜、桧)の特徴|引張強度、圧縮強度、曲げ強度、曲げ弾性率、硬度について」の先頭へ
- 加工材料の性質と特徴(目次)へ戻る
- 「木材の種類と特性、強度、硬度について」へ戻る
- 工業刃物、機械刃物、刃物メーカーの一覧
- 床研磨機メーカーの一覧
- 木材メーカーの一覧
- 木材の比重一覧と含水率の関係
- 木材の種類
- 水に沈む木材にはどんなものがあるか
- 木材の耐久性
- 木材の成分
- 木理とは
- 木材の収縮率と膨張