カポールの特徴|引張強度、圧縮強度、曲げ強度、曲げ弾性率、硬度
マレーシア、ボルネオ、スマトラ等東南アジアを原産とする広葉樹で心材は淡い赤褐色から濃い赤褐色、辺材は桃色を帯びた淡い黄褐色をしています。リュウノウジュ(龍脳樹)とも言います。木理はほぼ真っすぐ通っており、肌目は粗めの木材です。どちらかといえば重く硬い部類です。耐久性・強度に優れていますが、鉄で汚染されるという特性があります。シリカを含むため、加工性にはあまり優れていません。用途は建材、床材、合板の材料等が知られています。物性としては、曲げ弾性率の値が大きいという特徴があります。樟脳のような芳香があることでも知られます。
曲げ弾性率 (kgf/cm2) |
135000 |
---|---|
圧縮強度 (kgf/cm2) |
630 |
引張強度 (kgf/cm2) |
- |
曲げ強度 (kgf/cm2) |
1180 |
せん断強度 (kgf/cm2) |
120 |
木口面硬さ(硬度) (kgf/mm2) |
- |
板目面硬さ(硬度) (kgf/mm2) |
- |
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