シナノキ(科の木)の特徴|引張強度、圧縮強度、曲げ強度、曲げ弾性率、硬度
北海道に多く分布する広葉樹で、他にも本州や四国、九州や名前の由来ともなっている信濃(長野)の山地に広く生育しています。心材は淡い黄色〜褐色で、辺材は淡黄白色をしています。肌目は緻密で細かく、波状の紋様となっています。軽く軟らかい木材で加工がしやすいタイプといえます。強靭な繊維をもつ樹皮はロープの材料として使われていたこともあります。木材そのものの耐久性についてはやや劣ります。
曲げ弾性率 (kgf/cm2) |
80000 |
---|---|
圧縮強度 (kgf/cm2) |
350 |
引張強度 (kgf/cm2) |
700 |
曲げ強度 (kgf/cm2) |
650 |
せん断強度 (kgf/cm2) |
60 |
木口面硬さ(硬度) (kgf/mm2) |
3.0 |
板目面硬さ(硬度) (kgf/mm2) |
1.0 |
スポンサーリンク
>このページ「シナノキ(科の木)の特徴|引張強度、圧縮強度、曲げ強度、曲げ弾性率、硬度について」の先頭へ
- 加工材料の性質と特徴(目次)へ戻る
- 「木材の種類と特性、強度、硬度について」へ戻る
- 工業刃物、機械刃物、刃物メーカーの一覧
- 床研磨機メーカーの一覧
- 木材メーカーの一覧
- 木材の比重一覧と含水率の関係
- 木材の種類
- 水に沈む木材にはどんなものがあるか
- 木材の耐久性
- 木材の成分
- 木理とは
- 木材の収縮率と膨張