10金と18金の違いについて

2012年10月24日更新

10金もしくは10Kは金の純度が凡そ41.6%であることを示しています。対して、18金(18K)とは金の純度が75%であることを示しています。

この金の純度は、24分率といって、24を100とした場合の表記方法で示されています。例えば24金ならば、他の金属との合金ではない、「純金」といった具合です。18金の場合ならば18÷24で0.75、つまり75%となります。10金ならば10÷24で、0.4166・・・となりますので、上記の数値となるわけです。

なお、余談ですが、純金といっても100%の金というわけではありません。工業用の材料を扱っている方には馴染み深いと思いますが、純度100%の物質というのはほとんどありえないため、非常に高純度なものでも99.99・・%など9がいくつ並ぶかで純度を示すことが通例です。純金の場合は、99.99%以上、9が4つ並んでいることからフォーナイン(4N)以上のグレードの金のことを示しています。

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