英語で丁寧なお願いをするメール例文
英語にも敬語や丁寧語に相当する言葉はあり、特にメールで丁寧なお願いをする場合、Pleaseをつけても丁寧にはならず上から目線で失礼になる、場合によっては相手がかちんとくる、というケースがあります。表現を変えても命令調になってしまう、という例です。昨今は上司から部下への業務命令でもなかなか表現には気を遣う必要があり、特にメール文は対面よりも情報が少ない分、ニュアンスが伝わりにくい難点もあり、丁寧に依頼することに越したことはありません。
Pleaseは単に、お願いというだけであって比較的カジュアルな言い方です。非英語圏の担当者同士でのやり取りでは依頼であるということがはっきりわかってよいという意見もありますが、乱発すると感じの悪いメールになってしまいます。日本語でも、「〜してください」「〜回答願います」というのでは丁寧にならないのと同じ理屈です。
ビジネスでの依頼ではひとつのメールにたくさんの異なる依頼を書くのはなるべく避けたいところですが、そういう場合でも表現一つで相手の受け取り方が変わってきます。箇条書きで依頼内容が多数あり、それら全部がPleaseとついている、というのも表現に気を付けないとなかなか感じが悪い文になってしまいます。
よく使われる丁寧なお願いのレベルや段階としては、Pleaseを最も低い丁寧度にした場合、次の順でだんだん丁寧度が増してきます。
英語表現 | 日本語 |
---|---|
Please〜 | 〜してください。 |
Would you〜 | 〜していただけますか。 |
I was wondering if you could〜 | 〜して頂けますでしょうか。 |
We would appreciate it very much if you would〜 | 〜して頂けると幸いです |
依頼内容がたくさんある場合は、内容は箇条書きにして依頼文の本文のみにこうした表現を使うのも手です。
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