国際郵便での手紙に関税はかかるか

2022年6月19日更新

国際郵便で手紙を送る場合、関税はかかりません。ただし書籍などの印刷物、カタログなどの広告用印刷物には国によってはかかることがあります。ビジネス文書をはじめとする書類も同様です。

この場合、下記のHSコード(関税分類番号)に対して、関税がかかるかを調べることになります。書籍についてはほとんどの国が関税を無税にしていることに対して、広告宣伝用のカタログについては、関税を課すケースがありますので留意が必要です。

HSコード 内容
4911.10 広告、商業用カタログその他これらに類する物品

手紙の場合、通関も簡易なものになりますが、書籍などの印刷物を送る場合は、金額によっては簡易なものですみますが、インボイスも必要になりますし、輸入許可にあたって申告が必要となります。

また便せんや絵葉書、レターセットなどの製品・商品としての手紙を送る場合は、物品の輸出入になりますので同様にインボイスが必要で、国によっては輸入時に関税も必要となります。

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