振休と代休の違い
振休(読み方:ふりきゅう)は土日に祝日が被った場合、次の平日を休みにするという祝日制度の一形態であるのに対し、代休(読み方:だいきゅう)は労働者が本来自分自身の休みとなっている日に働いたかわりに取得する休みであるという違いがあります。以下、まとめてみます。
振休
振替休日の略称で、国民の祝日が土曜日や日曜日に重なる場合に、その祝日を平日に振り替えて休日とすることを指します。
例えば、祝日が土曜日にあたる場合、その祝日が平日に振り替えられることで、労働者が本来の休日と同じように休むことができます。
ただし、この制度は国によって異なり、無条件で土または日にかかった場合は振替休日となる場合もあれば、制度がなかったり、特定の祝日ごとに振休のあるなしを定めている国もあります。
変わったところでは、特定の連休を作るために本来の休日を平日扱いにする振替平日の制度を持つ国もあります。
代休
代日休暇の略称ですが、略で使われることのほうが多いです。
通常労働日外で働いた場合に、その労働に対する代わりの休暇を取ることを指します。
したがって、働いている会社や人によって異なる休日であれば、代休もまた異なります。
例えば、土曜日や日曜日が休日として設定されている人が出勤した場合、通常はその労働に対する代休を後日取得することができます。これが月曜日や水曜日がもともと休日であり、それらの日に働いたのであれば、どこか別の稼働日に休みを取る、ということになります。
振休は国が与えるものですが、代休は各個人が会社に申請して取得できる休みの権利です。
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