車におけるヘブやベブとは
自動車分野で「ヘブ」と呼ばれるのはHEVの略のことを意味しています。同様にBEVはベブ、PHEVはピーヘブとも呼ばれます。ヘブ車といえばハイブリッド車、ベブ車といえば(バッテリー式)電気自動車のことを言います。HEVは読み方としてはエイチ・イー・ブイとも呼ばれますが、口語では長ったらしく、自動車分野の多くの現場では、会話の上でヘブのほうがよく使われます。
ベブやピーヘブについても同様です。自動車関連の業界では業務において、現場で一体これらが何回出てくるのか考えていただければわかりやすいと思いますが、HEVやPHEVをアルファベット読みでいちいち発音していると、それだけで会話のキャッチボールがスムーズにいかなくなります。特にスピードと納期が重視され、せっかちなことで知られる自動車関連分野では尚更この傾向は強いかもしれません。
自動車部品業界では、適用している車種や車型によって販売予測数(生産必要数)の試算が変わってくるため、同じ車種であってもヘブのみに適用されているものなのか、ICEとの併用なのかによっても日々の出荷予測が変わります。対象の車種が同じでも、ヘブ車なのかICE(ガソリン車)なのか、はたまたピーヘブなのかというのは、明確に区別すべき事項ということになります。そうした点では、ベブとヘブが同一車種では存在しないことになります。
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