タッチアップの意味と英語表現
タッチアップとは、部分的に塗装が不十分であったり、塗り残しのある小さな箇所を塗りなおすことを意味します。英語でもtouch-upといいますので、これは和製英語ではありませんが(野球用語のタッチアップの場合は和製英語です。こちらは英語ではtag-upになります)、意味している範囲が英語のほうが広くなります。
touch up paintという名の商品もあり、小さなボトルと蓋の部分が刷毛とセットになっており、面積の小さい箇所の塗装微調整に使えます。タッチアップペンというペン型のものであれば、なぞるように補修塗装ができます。
touch upという英語自体には、修正を加えて改良するという意味も持ちます。転じて、補修塗りすること自体にも使われますが、他にも文章を添削するという意味や記憶を呼び起こす、化粧・髪の手入れという意味も持ちます。
以下、touch upを使った英語の例文となります。
I need to touch up my report. |
---|
私の報告書を添削(推敲)する必要があります。 |
The photograph has been touched up. |
---|
その写真は修整されています。 |
We must touch up those scratches with a bit of paint. |
---|
これらの傷は塗料で補修しないといけません。 |
This should touch up your memory. |
---|
これであなたの記憶が呼び覚まされるでしょう。 |
Shall I touch up your hair today? |
---|
今日はあなたのヘアメイクをさせていただきましょうか。 |
I will touch up the wall that haven't been painted yet. |
---|
まだ塗られていない壁を塗ります。 |
Due to our new coating system this surface need no touch up. |
---|
当社の新しいコーティングシステムですと、この表面のタッチアップ補修は不要です。 |
補修塗りというのは、塗装した製品が剥げた場合に使用することのほか、傷をかくす用途やもともと製造工程の不具合で塗装がついていなかった箇所をあとから塗るというものも含まれます。
あとから補修する用途の製品では、車やバイクの塗装に使えるものがよく出回っています。
製造工程上の塗り忘れや塗装不十分という場合は、本来はタッチアップで処理してはいけないのですが、塗装が重要ではなく色がだいたいついていればよいというような場合は、手作業で行われることもあります。
製造における塗装は、スプレーや浸漬(製品を塗料につけるディップ等の手法)等特定の機器や装置を使ってのものになり、厳密な品質管理がなされているので、あとから塗装に問題がある箇所をタッチアップで処理すると、光沢や色の違い、表面の肌合い、不透明度などで違いが出てくる場合があります。また、塗装は何層かにコーティングされているものが一般的で、防錆効果を付与しているものもありますので、その場合は単なる色の違いではなく、保護機能の差として違いが出てきてしまいます。
スポンサーリンク