A6101とは|JIS規格材の特徴と物性
A6101とはJIS規格に規定されたアルミ合金のひとつで、マグネシウムとシリコンを添加した高強度導体用合金です。電気伝導性が高いことで知られます。なお、A6101Pは導体用として使う場合に限ります。6000番台のアルミの中では低めのSi量です。6000系は強度のわりに応力腐食割れも少なく、耐食性にも優れた材料として知られています。
A6101の成分
6000番台の番号が付いているアルミ合金は、添加元素としてシリコンとマグネシウムを加えているAl-Mg-Si系の合金です。
合金番号 | Si | Fe | Cu | Mn | Mg | Cr | Zn | Ga, V, Ni, B, Zr等 | Ti | その他 | Al | |
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個々 | 合計 | |||||||||||
A6101 | 0.30から0.7 | 0.50以下 | 0.10以下 | 0.03以下 | 0.35から0.8 | 0.03以下 | 0.10以下 | B: 0.06以下 | - | 0.03以下 | 0.10以下 | 残部 |
A6101の機械的性質(耐力、引張強さ、伸び、曲げ)
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