エリンバー合金、エリンバール
組成としては、ニッケル36%、クロム12%のほかは鉄で構成されたニッケル合金です。クロムの含有量はこれより少ないものが多く、他にタングステンやマンガン、ケイ素や炭素が合金元素として含まれます。インバールにクロムが添加されたタイプとも言えます。温度変化に対しても弾性率が安定していることが知られ、時計をはじめとする精密機械の部材、ひげばね等に使われます。
スポンサーリンク
- 加工材料の性質と特徴(目次)へ戻る
- ニッケル合金の種類の一覧へ戻る
- モネル400|耐食性、成分、比重、磁性、特性、強度
- モネルK500|耐食性、成分、比重、磁性、特性、強度
- ハステロイ|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイB|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイB-2|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイC276|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイC22|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイX|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ニクロム|熱伝導率、融点、組成、磁性、比熱
- インコネル(X750、625、600、718)|成分、組成、強度、硬さ、比重、熱伝導率、耐熱温度
- パーマロイ |透磁率、成分、用途
- コンスタンタンとは|融点、抵抗、熱伝導率、引張強さ、機械的性質
- ジュラニッケル
- コバール|熱膨張係数、組成、成分
- アルメルの組成、成分、融点、用途、熱伝導率、特性、比重、融点
- クロメルの組成、成分、融点、用途、熱伝導率
- インバーの物性、インバール36|熱伝導率、膨張係数、密度、融点、引張強さ
- エリンバー合金、エリンバール