コバール|熱膨張係数、組成、成分、特性、比重、融点
組成としては、コバルト17%、ニッケル29%、鉄54%で構成されている合金です。名称が示すとおり、ニッケル合金だけでなく、コバルト合金ともいえます。主にガラスと金属の封着用に使われるため、ガラス封着合金、ガラスシーリング用合金とも言われます。なおコバールという名称はCarpenter Technology Corporationの登録商標になりますが、Fe-Ni系合金の代名詞のように使われることもあります。
Fe | |
---|---|
Ni | 29% |
Co | 17% |
電気抵抗(μΩ・cm) | 48.9 |
---|---|
温度係数(K-1) | 0.0037 |
キュリー温度 | 435℃ |
弾性係数(GPa) | 140 |
引張強さ(MPa) | |
密度 (g/cm-3) | 8.36-8.50 |
融点(℃) | 1450℃ |
大気中での最高使用温度(℃) | |
熱膨張係数(20℃-100℃)(x10-6 K-1) | 4.81 |
熱伝導率(23℃)(W m-1 K-1) |
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