モネルK500|耐食性、成分、比重、磁性、特性、強度
モネルK500はモネルメタルのグレードで、モネル400に耐食性を付与したタイプです。強度や硬度も400よりも高くすることをコンセプトに開発されたNi-Cu系の合金となります。ネジやばね類や船舶のプロペラシャフトなどのシャフト類に使われる合金の一つです。AlとTiを添加した析出硬化型の金属となっています。
Ni | 最低63% |
---|---|
Cu | 30% |
Fe | 2% |
Al | 2.3-3.15% |
Ti | 0.35-0.85% |
電気抵抗(μΩ・cm) | |
---|---|
剛性係数 | 66 kN/mm2 |
弾性係数 | 179 kN/mm2 |
引張強さ(凡そ-100〜 +260℃) | アニール処理 650 - 850 N/mm2 アニール処理+時効硬化 950 - 1050 N/mm2 |
密度 (g/cm-3) | 8.44 |
融点(℃) | 1350℃ |
熱膨張係数(20℃-100℃) | 13.7 μm/m ℃ |
熱伝導率(23℃)(W m-1 K-1) |
スポンサーリンク
>このページ「モネルK500|耐食性、成分、比重、磁性、特性、強度」の先頭へ
- 加工材料の性質と特徴(目次)へ戻る
- ニッケル合金の種類の一覧へ戻る
- モネル400|耐食性、成分、比重、磁性、特性、強度
- モネルK500|耐食性、成分、比重、磁性、特性、強度
- ハステロイ|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイB|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイB-2|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイC276|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイC22|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ハステロイX|耐食性、組成、成分、比重、熱伝導率、硬度
- ニクロム|熱伝導率、融点、組成、磁性、比熱
- インコネル(X750、625、600、718)|成分、組成、強度、硬さ、比重、熱伝導率、耐熱温度
- パーマロイ |透磁率、成分、用途
- コンスタンタンとは|融点、抵抗、熱伝導率、引張強さ、機械的性質
- ジュラニッケル
- コバール|熱膨張係数、組成、成分
- アルメルの組成、成分、融点、用途、熱伝導率、特性、比重、融点
- クロメルの組成、成分、融点、用途、熱伝導率
- インバーの物性、インバール36|熱伝導率、膨張係数、密度、融点、引張強さ
- エリンバー合金、エリンバール