ビジネスにおけるDDLはどういう意味か
DDLを貿易ビジネスで使う場合、支払条件のひとつを意味している可能性があります。ただし、これはポルトガル語源のものなので、ブラジルやポルトガル等、ポルトガル語にゆかりのある企業や担当で使われる特異な表現です。
DDLはポルトガル語では「dias de data liquida」を略したもので、直訳すればDays after invoice、つまりインボイス日付の何日後、ということになります。例えば30 DDLとpayment termsにかかれていた場合、インボイス日付の30日後までに支払う必要があるということです。
インボイス(請求書)は、貿易だけでなく、国内の取引先に対しても当然使われるわけですが、その際、こうした略語が自国でしか通じないものかどうかということが良く分からない担当もおり、各国の国内取引で使われる支払条件がそのまま記載されていることがあります。
これはポルトガル語圏に限った話ではなく、米国でも、米国内の企業同士では一般的な支払条件の略語をそのまま国外企業との貿易に使用するインボイスに記載してくる企業があります(使用している請求書発行ソフトによる影響もありますが)。
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