幅と長さの違い

2023年7月15日更新

長方形の辺のうち、長さが短いほうを幅、長いほうを長さと呼びならわしています。辺の長さの違いで呼び名を変える慣習的な用法で、業界や物品によっては明確に向きが決まっている場合もあります。箱のような直方体の場合、上下を結ぶ高さ方向ではない平面は、幅と長さで構成される形をとっています。図示すると下図のようになります。

幅と長さの違い

幅は英語ではWidth、長さは英語ではLengthといいますが、長さのほうはWidthを基準面にして奥行きと言い換えられることもでき、この場合はLengthのかわりにDepthという英語表現が使われます。

このことから、Widthは幅であることに常に変わりはありませんが、長さとなる部分はLengthのこともあればDepthのこともあるという違いもあります。

やり取りする際に図やイラストで示すことができるなら、この部分が幅、この部分が長さというふうにわかるように記載したほうがよいでしょう。幅という場合は往々にして向かって正面の「面」のうち、左右をつなぐ長さという場合もあります。上下(天地)方向をつなぐ長さが「高さ」となります。

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