長手方向を英語で言うと
長手方向(読み方:ながて)とは平面で見た場合の長方形の縦と横のうち、長いほうの辺を意味しており、この逆となる対義語は短手方向(みじかで)となります。英語では長短それぞれで下表のように表現します。
日本語 | 英語 |
---|---|
長手方向 | longitudinal, lengthwise, longer |
短手方向 | widthwise, transverse, breadthwise, latitudinal, shorter |
長方形で見た場合、長手方向は長さ、短手方向は幅ともいいます。長さと幅の定義が人によっては混同していることもあるため、より長いほう、短いほうを指定する長手、短手という表現を好んで使う業種もあります。
段ボール箱のような立方体の場合、長手方向と短手方向を混同してしまうと、表示ラベルの貼り付け方法を間違えたり、パレットや段積みの積み方を間違えたりすることになりますので、要注意です。幅、長さ、高さの寸法表記の順番は一般には長さ×幅×高さとなるので、長手方向の次に短手方向の数字を書きますが、これも業種や国によってばらつきますので、L 100mm x W 80mm x H 30mmのように示している数字が長さか幅かわかるようにしておいたほうがよいでしょう。
なお、先に幅を記載する場合、WDHの順、つまり幅、奥行き、高さの順で記載する場合があります。製品や箱によっては正面から見た部分の横の長さを幅として指定しないと成り立たないものがありますので、こうした場合は幅と長さの定義が変わってきます。
誤解を招くとトラブルになりそうな場合は労を惜しまず図示したものを添付する等して書面で残すほうが良いかと思います。
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