インドネシアの祝日カレンダー|2024年のインドネシア休日の日数と一覧
2024年のインドネシアの祝日はカレンダー上では国民の祝日(Hari Libur Nasional)が年間で17日となりますが、インドネシアにおける祝日の制度の大きな特徴の一つでもあるCuti bersamaと呼ばれる有給休暇取得奨励日=事実上の政令指定の休日が10日間となります。ラマダン(断食)明けのレバランや仏誕祭、クリスマス等での連休を構成するための祝日とも言えます。インドネシア最大の連休となるレバランは2024年は10連休となります。
政府が指定するCuti bersama(クチ・ブルサマ)は、有給取得の奨励日で、他に政令指定休日、共同休暇、集団休暇と呼ばれることもあります。政府の公式英訳ではcollective leave daysとされています。2024年は2月9日、3月12日、4月8日、4月9日、4月12日、4月15日、5月10日、5月24日、6月18日、12月26日となっています。
したがって、実質的には17日間+10日間の合計27日がインドネシアでの公式の休みということになります。ただ土日に祝日があたったとしても振替休日の制度はありませんので、これを除くと12日の国民の祝日に、10日間のCuti bersamaを足して22日間になります。
Cuti bersamaは同国を代表するレバラン大祭やクリスマス休暇等の大型連休を構成するための休日になるため、ここが休みかどうかはビジネスではかなり重要なポイントです。取引先がどのように取得するかを操業カレンダーなどを入手し確認しておく必要があります。大型連休を構成するメリットが大きい製造業の場合、前後してさらに休業日を増やす場合や時期を若干ずらすこともあります。
- インドネシアの祝日|目次
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- インドネシアの祝日の日数は国民の祝日とCuti bersamaの合計
- インドネシアのラマダンとレバラン
- ラマダンの期間は、勤務時間も変更
- インドネシアの暦
- インドネシアの2024年祝日カレンダー
- インドネシアの2024年祝日の数と一覧
- インドネシアの2023年祝日カレンダー
- インドネシアの2023年祝日の数と一覧
- インドネシアの2022年祝日カレンダー
- インドネシアの2022年祝日の数と一覧
- インドネシアの2021年祝日カレンダー
- インドネシアの2021年祝日の数と一覧
- インドネシアの2020年祝日カレンダー
- インドネシアの2020年祝日の数と一覧
- インドネシアの2018年祝日カレンダー
- インドネシアの2018年祝日の数と一覧
インドネシアの祝日の日数は国民の祝日とCuti bersamaの合計
国が定めているCuti bersamaと呼ばれる一斉有給取得奨励日(政令指定休日)については、各企業ごとに休みにするかどうかを決めているため、実際に稼動しているかどうかは各会社に確認する必要があります。とはいえ、これらの日の大半はレバラン大祭の前後やクリスマスに接続された休みであり、ほとんどの人は実家へ帰省するため、原則この間に操業している企業はほぼないと考えておいたほうが無難です。日本で言うところの年末年始と考えるとわかりやすいです。
「政府は休むけど民間はご自由に」というのは経済活動に配慮した制度ともいえますが、追随して休む企業が多いことと、後述する通り通関が止まるため貿易取引・輸出・輸入ができないため、事実上の操業効率の面からも業種によっては休みとしたほうがよいとも言えます。
なお、労働法制の面からみると、Cuti bersamaは有給休暇取得奨励であって国民の祝日ではないので、この日に出勤しても休日手当を支給する義務がないということになります。
ただし、業種によっては企業は営業している場合があります。また会社によっては出社は社員の自主判断に任せているというケースもあります。
移動祝日が多いインドネシア。最大の連休はレバラン断食明け大祭
政府公認となる国民の祝日のうち、毎年日にちが固定されているのは4日だけとなります。あとの11日〜12日の公式祝日は毎年日程が異なる移動祝日となります。これはオリジナルの祝日が元来西暦に寄るものではないことが起因し、この辺りは同じタイプの祝日をもつ他国と事情は変わりません。
一般には、インドネシアの祝日でもっとも重要で大きなものでもあるラマダン明けの休み、いわゆるレバランともいわれる断食明け大祭の前後は連休をとっている企業が多いです。またこのレバラン期間中は役所や税関も閉じますので、貿易機能もほぼ止まってしまいます。断食期間中であるラマダンが明けることを祝う連休となりますが、ラマダンの間も日中は飲食できませんので、ビジネスの面でも普段と異なることを念頭に置く必要があります。
インドネシアのラマダンとレバラン
ラマダン(Ramadan)とはイスラムにおける断食月のことで、インドネシアは国民の9割近くがイスラム教であるため、この期間中はほとんどのインドネシア人が日の出から日の入りまでの間、食べ物を口にしません。もっとも、インドネシアはイスラム教国ではなく、他の宗教も容認する世俗主義をとっていますので、祝日に他の宗教の休日が公式に入っています。とはいっても、世界一のイスラム教徒の人口を擁するのはインドネシアです。
このラマダン後の祝日となるレバラン(Lebaran)がインドネシア最大の祝日といってもよいかもしれません。日本の年末年始、欧米諸国のクリスマスに相当する長期連休となります。
ちなみに断食そのもののことはサウムと呼ばれます。この断食月であるラマダンは1ヶ月続きます。時間にして、午前4時頃から午後7時頃の間は何も食べませんが、午前2時半頃から3時半前後の夜明け前に、食事をとることになります。病人をはじめ、健康上の理由がある方や幼児、イスラム教徒以外の方はラマダン中も断食はしません。 娯楽施設などはラマダン期間中とそのあとのラマダン明け祝祭日となるレバランが終わるまでは営業時間短縮などなされていることが多いです。
ラマダンの期間は、勤務時間も変更
ラマダンは毎年日程が変わるうえ、期間中の勤務時間が変則的になっていることがありますので、インドネシアと直接やり取りしている方は注意を要します。時短や休み時間を多めにするといった方法を採用している企業が多いですが、食事を取る必要があるため、午前2時〜3時前後に起きているわけですから、通常通りの勤務では体が持ちません。時短勤務となっていたとしても、残業することは難しいため、その定時直前にやり取りすることはなるべく避けることが無難です。打ち合わせや訪問等についても配慮が必要です。
緊急性の高いやり取りをする必要がある場合は、相手の勤務時間がラマダン中どうなっているかをたずねてみるとよいでしょう。また、あわせてレバランの休みについても聞いてみるとよいでしょう。
また、生活習慣の面ではラマダンの間、飲食が禁止されている間、喫煙も禁止となります。喫煙者が比較的多い国であることから、配慮すべき内容のひとつです。
ラマダンの期間中、外食産業、レストラン、ファーストフード店などで中で食事をしている様子が見られるタイプの店舗は、中が見えないよう白い布で窓ガラスを覆ってしまう風習もあります。ラマダンで食事を控えている、煙草を控えている等の間、人目につくところでこれらを行うことはあまりよくないため、配慮が必要といえます。ムスリムではないからといって日中堂々と会食や食事を行うと場合によっては顰蹙を買います。
ラマダン明けのレバランで気をつけるべきこと
インドネシアの企業と貿易を行っている場合、輸出・輸入のいずれにしても、インドネシア税関での通関が必要です。レバラン大祭の間は、税関が休みになっていますので、この直前や直後の通関となるような輸送スケジュールを組んでしまうと、納期通りの輸送がきわめて難しくなります。加えて、インドネシアはASEANのなかでは比較的通関に時間のかかる国です。レバランの数日前に入港していても税関検査となってしまって結局、連休前に通関が終わらなかったとなれば、納期遅延必至です。フォーワーダーと相談の上、インドネシアの入国・出国がいつまでに必要か逆算した上で計画を組んでいくことが肝要です。
また、レバランの休み明けというのは、港にしてもコンテナヤードにしても、貨物が山積みになっており、まさにごった返した状態になっています。順番に手続きはされていきますが、貨物量が多すぎて、本来の通関にかかる時間よりも長くかかることが通例です。さらに、混雑のためにリフトの事故もよく起きるため、予期せぬ貨物へのダメージで納入に支障をきたすことがある点も留意しておいたほうがよいかもしれません。改善ははかられていると言われますが、レバラン連休の前後は通関が止まるといった認識で準備しておいたほうがよいといわれる所以です。
このレバランの長期連休明けは、貨物の紛失や遅延も発生します。行先が間違えられたりといった可能性も否定できません。今まで取引したことがない品物や遅延が許されないようなものを輸送する場合、この期間を避けるほうが無難です。
インドネシアの暦
インドネシアは13000以上の島から成り立っている国ですが、多言語、また300種族以上で構成される多民族の国でもあります。インドネシア語自体がこの国の「共通語」という位置づけであり、ジャワ語やバリ語などの現地でメジャーな言語のほかにもたくさんの言語が存在します。このため、暦についてもいくつか種類があります。
インドネシアでは、いわゆるイスラム諸国で用いられるヒジュラ暦、現在の西暦として用いられるグレゴリオ暦、バリ暦(サカ暦もしくは釈迦暦、ヒンドゥーの暦で年間が210日となる)等が使われます。太陰暦であるヒジュラ暦は、イスラム教の行事が多いため、それらを決めるために使われますが、日々のビジネスの世界では日本や諸外国と同じ西暦で語られることが通例のため、あまり不便を感じることはないと思います。また、インドネシアはイスラム教だけでなく、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー、仏教、儒教の6つの宗教(宗派)が公認されていますので、宗教行事の際はそれら個別の暦に基づいて実施され、ビジネス等では西暦が使われる、という形になっています。
インドネシアの2024年祝日カレンダー
2024年は国民の祝日が17日間でカレンダー上、赤丸で表示しています。これとは別に取得奨励日として設定された日(Cuti Bersama)=10日間を青四角で表示しています。
2024年のインドネシアのラマダンは3月10日から4月9日となります。このラマダンが終わる日が断食明けともなり、そこから断食明け大祭となるレバランがスタートしますので、Cuti bersamaも含めて4月6日から4月15日が休みとなっています。公式なレバラン(断食明け大祭)は、4月10日と4月11日の2日ですが、この2日だけ休みということはほぼなく、4月6日から15日はフルで休みになる企業や公的機関がほとんどであることを念頭に置いておく必要があります。
カレンダーの日付が赤字となっているのは比較の為、2024年の日本の祝日を示しています。
インドネシアの2024年祝日の数と一覧
公的な祝日となる17日(国民の祝日)と、Cuti bersamaと言われる一斉有給休暇取得推奨日(結局、政府機関はほぼ休み)となります。複数の宗教に配慮した、多民族・多宗教の国家ならではの祝日・記念日となっています。
2024年はCuti bersamaをフル活用した場合、10連休となるレバラン(4月6日〜4月15日)のほか、12月30日〜1月1日、2月8日〜2月11日、3月9日〜3月12日、5月9日〜5月12日、6月15日〜6月18日、9月14日〜9月16日、12月25日〜26日も連休を構成しています。
祝日 | 日本語 | インドネシア祝日名称 | 特記事項 |
---|---|---|---|
1月1日(月) | 新年 | Tahun Baru Masehi | 西暦の元日。国民の祝日。 |
1月23日 | 旧暦新年 | Tahun Baru Imlek | 一斉有給取得奨励日。2574年に相当。中国暦の元日 |
2月8日(木) | ムハマッド昇天祭 | Isra Mi'raj | 移動祝日。国民の祝日。Isra Mikraj Nabi Muhammad SAW |
2月9日(金) | 旧暦新年の大晦日 | Tahun Baru Imlek | 一斉有給取得奨励日。 Chinese New Year 2575 Kongzili |
2月10日 | 旧暦新年 | Tahun Baru Imlek | 2575年に相当。国民の祝日。中国暦の元日 |
3月11日(月) | 釈迦暦新年(ニュピ) | Hari Raya Nyepi | サカ暦1946年の元日。国民の祝日。 |
3月12日(火) | 釈迦暦新年(ニュピ) | Hari Raya Nyepi | 一斉有給取得奨励日。サカ暦1946年の元日。 |
3月29日(金) | 聖金曜日 | Jumat Agung, Wafat Isa Al Masih | キリスト受難の日。国民の祝日。移動祝日。 |
4月8日(月)、9日(火) | レバラン前(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Cuti bersama untuk Hari Raya Idul Fitri | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
4月10日(水)、11日(木) | レバラン(ラマダン明け大祭) | Hari Raya Idul Fitri | ヒジュラ暦1443年。国民の祝日。公式の断食明け大祭(レバラン)。移動祝日。 |
4月12日(金)、15日(月) | レバラン(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Hari Raya Idul Fitri | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。ヒジュラ暦1442年。公式の断食明け大祭(レバラン)。移動祝日。 |
5月1日(水) | メーデー | Hari Buruh Internasional | 固定祝日。国民の祝日。 |
5月9日(木) | キリスト昇天祭 | Kenaikan Isa Almasih | 移動祝日。国民の祝日。 |
5月10日(金) | キリスト昇天祭 | Cuti Bersama Kenaikan Isa Al Masih | 一斉有給取得奨励日。移動祝日。 |
5月23日(木) | 仏教祭 | Hari Waisak, Hari Raya Waisak 2568 | 釈迦の生誕祭。国民の祝日。 |
5月24日(金) | 仏教祭 | Cuti Bersama Hari Waisak | 一斉有給取得奨励日。釈迦の生誕祭 |
6月1日(土) | パンチャシラの日 | Hari Kesaktian Pancasila | 国家5原則を記念する日。固定祝日。国民の祝日。 |
6月17日(月) | 巡礼の日 | Idul Adha, Hari Raya Idul Adha | ヒジュラ暦1445年に相当。国民の祝日。 |
6月18日(火) | 巡礼の日 | Cuti Bersama Idul Adha 1445H | 一斉有給取得奨励日。ヒジュラ暦1445年に相当。 |
7月7日(日) | 回教暦新年 | Tahun Baru Islam | ヒジュラ暦1446年のはじまり。イスラムの元日。国民の祝日。 |
8月17日(土) | 独立記念日 | Hari Kemerdekaan | 1945年8月17日の独立を記念。国民の祝日。 |
9月16日(月) | ムハマッド誕生の日 | Maulid Nabi Muhammad SAW | ムハマッドの生誕を記念。国民の祝日。 |
12月25日(水) | クリスマス | Hari Natal, Hari Raya Natal | 固定祝日。国民の祝日。 |
12月26日(木) | クリスマス休暇 | Cuti Bersama Hari Natal | 一斉有給取得奨励日 |
インドネシアの2023年祝日カレンダー
2023年の下記カレンダーには国民の祝日と政府が定めた有給取得奨励日として設定された日(Cuti Bersama)をそれぞれ赤丸と青丸で表示しています。
2023年のインドネシアのラマダンは3月22日から4月21日となります。このラマダンが終わる日が断食明けともなり、そこから断食明け大祭となるレバランがスタートしますので、Cuti bersamaも含めて4月21日(金)から4月26日(水)が休みとなっています。公式なレバラン(断食明け大祭)は、4月22日と4月23日の2日ですが、この2日だけ休みということはほぼなく、4月21日から26日はフルで休みになる企業や公的機関がほとんどであることを念頭に置いておく必要があります。
インドネシアの2023年祝日の数と一覧
下表にまとめているのは公的な祝日となる15日と、Cuti bersamaと言われる一斉有給休暇取得推奨日(結局、政府機関はほぼ休み)となります。複数の宗教に配慮した、多民族・多宗教の国家ならではの祝日・記念日となっています。
2023年はレバランのほか、6月1日〜4日、12月23日〜26日もそれぞれ4連休を構成しています。
祝日 | 日本語 | インドネシア祝日名称 | 特記事項 |
---|---|---|---|
1月1日 | 新年 | Tahun Baru Masehi | 西暦の元日。 |
1月22日 | 旧暦新年 | Tahun Baru Imlek | 2574年に相当。中国暦の元日 |
1月23日 | 旧暦新年 | Tahun Baru Imlek | 一斉有給取得奨励日。2574年に相当。中国暦の元日 |
2月18日 | ムハマッド昇天祭 | Isra Mi'raj | 移動祝日。Isra Mikraj Nabi Muhammad SAW |
3月22日 | 釈迦暦新年(ニュピ) | Hari Raya Nyepi | サカ暦1945年の元日。 |
3月23日 | 釈迦暦新年(ニュピ) | Hari Raya Nyepi | 一斉有給取得奨励日。サカ暦1945年の元日。 |
4月7日 | 聖金曜日 | Jumat Agung, Wafat Isa Al Masih | キリスト受難の日。移動祝日。 |
4月21日 | レバラン前(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Cuti bersama untuk Hari Raya Idul Fitri | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
4月22日、23日 | レバラン(ラマダン明け大祭) | Hari Raya Idul Fitri | ヒジュラ暦1442年。公式の断食明け大祭(レバラン)。移動祝日。 |
4月24日〜26日 | レバラン(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Hari Raya Idul Fitri | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。ヒジュラ暦1442年。公式の断食明け大祭(レバラン)。移動祝日。 |
5月1日 | メーデー | Hari Buruh Internasional | 固定祝日 |
5月18日 | キリスト昇天祭 | Kenaikan Isa Almasih | 移動祝日 |
6月1日 | パンチャシラの日 | Hari Kesaktian Pancasila | 国家5原則を記念する日。固定祝日 |
6月2日 | 仏教祭 | Cuti Bersama Hari Waisak | 一斉有給取得奨励日。釈迦の生誕祭 |
6月4日 | 仏教祭 | Hari Waisak, Hari Raya Waisak 2567 | 釈迦の生誕祭 |
6月29日 | 巡礼の日 | Idul Adha, Hari Raya Idul Adha | ヒジュラ暦1444年に相当 |
7月19日 | 回教暦新年 | Tahun Baru Islam | ヒジュラ暦1445年。イスラムの元日。 |
8月17日 | 独立記念日 | Hari Kemerdekaan | 1945年8月17日の独立を記念 |
9月28日 | ムハマッド誕生の日 | Maulid Nabi Muhammad SAW | ムハマッドの生誕を記念 |
12月25日 | クリスマス | Hari Natal, Hari Raya Natal | 固定祝日 |
12月26日 | クリスマス休暇 | Cuti Bersama Hari Natal | 一斉有給取得奨励日 |
インドネシアの2022年祝日カレンダー
2022年の下記カレンダーには国民の祝日のみ記載しており、2021年12月現在、政府が定めた有給取得奨励日として設定された日(Cuti Bersama)の発表がないので、実際にはこれらも加味する必要があります。このCuti Bersamaは行政機関をはじめ、ほとんどの政府関係の組織は原則休日となりますが、コロナ禍の影響で変速的になる可能性があります。詳細は各機関へ直接確認の必要があります。
製造業の場合、休みをかためたほうが操業効率もよくなるため、長期連休の前後にさらに休みを設定しているケースも散見されます。したがって、2022年は5月2日週を連休として設定されているケースが見受けられます。
2022年のインドネシアのラマダンは、4月2日(土)から5月1日(日)となっています。これに対して公式なレバラン(断食明け大祭)は、5月2日から5月3日の2日ですが、実際には、Cuti bersamaの発表状況によってこの週がすべて休みになる可能性もあります。奇しくも日本のGW連休とほぼ同時期ということになります。
インドネシアの2022年祝日の数と一覧
下表にまとめているのは公的な祝日となる16日と、未発表の一斉有給休暇取得推奨日(結局、政府機関はほぼ休み)がインドネシアの祝日ということになります。複数の宗教に配慮した、多民族・多宗教の国家ならではの祝日・記念日となっています。上述したとおり、ラマダンは4月2日(土)から5月1日(日)となり、ラマダン明けの休みであるレバランの長期連休は、最長で5月2日〜となります。ほか、ムハマッド昇天祭やクリスマスに有給休暇取得推奨日が連結され、連休になる可能性があります。
2022年は土日にかかる祝日が多く、振替休日にする制度がないインドネシアでは休みが少なく感じる年かもしれません。
祝日 | 日本語 | インドネシア祝日名称 | 特記事項 |
---|---|---|---|
1月1日 | 新年 | Tahun Baru Masehi | 西暦の元日。 |
2月1日 | 旧暦新年 | Tahun Baru Imlek | 2572年に相当。中国暦の元日 |
2月28日 | ムハマッド昇天祭 | Isra Mi'raj | 移動祝日。Isra Mikraj Nabi Muhammad SAW |
未定 | ムハマッド昇天祭 | Isra Mikraj Nabi Muhammad SAW | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
3月3日 | 釈迦暦新年(ニュピ) | Hari Raya Nyepi | サカ暦1943年の元日。 |
4月15日 | 聖金曜日 | Jumat Agung, Wafat Isa Al Masih | キリスト受難の日。移動祝日。 |
5月1日 | メーデー | Hari Buruh Internasional | 固定祝日 |
未定 | レバラン前(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Cuti bersama untuk Hari Raya Idul Fitri | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
5月2〜3日 | レバラン(ラマダン明け大祭) | Hari Raya Idul Fitri | ヒジュラ暦1442年。公式の断食明け大祭(レバラン)。移動祝日。 |
5月16日 | 仏教祭 | Hari Waisak, Hari Raya Waisak 2565 | 釈迦の生誕祭 |
5月26日 | キリスト昇天祭 | Kenaikan Isa Almasih | 移動祝日 |
未定 | レバラン後(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Cuti bersama untuk Hari Raya Idul Fitri. | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
6月1日 | パンチャシラの日 | Hari Kesaktian Pancasila | 国家5原則を記念する日。固定祝日 |
7月9日 | 巡礼の日 | Idul Adha, Hari Raya Idul Adha | ヒジュラ暦1442年に相当 |
7月30日 | 回教暦新年 | Tahun Baru Islam | ヒジュラ暦1443年。イスラムの元日。 |
8月17日 | 独立記念日 | Hari Kemerdekaan | 1945年8月17日の独立を記念 |
10月8日 | ムハマッド誕生の日 | Maulid Nabi Muhammad SAW | ムハマッドの生誕を記念 |
未定 | クリスマス・イブ | Cuti Bersama Hari Natal | 一斉有給取得奨励日 |
12月25日 | クリスマス | Hari Natal, Hari Raya Natal | 固定祝日 |
未定 | クリスマス休暇 | Cuti Bersama Hari Natal | 一斉有給取得奨励日 |
インドネシアの2021年祝日カレンダー
3月12日、5月12日、5月17日、5月18日、5月19日、12月24日、12月27日は政府が定めた国民の祝日ではなく、有給取得奨励日として設定された日(Cuti Bersama)となります。ただし行政機関をはじめ、ほとんどの政府関係の組織は原則休日となっているため、下記のカレンダーでも、祝日扱いで赤丸をつけています。詳細は各機関へ直接確認の必要があります。5月の休みが多いため、会社によっては土曜日などで稼動調整を行っている場合があります。
製造業の場合、休みをかためたほうが操業効率もよくなるため、長期連休の前後にさらに休みを設定しているケースも散見されます。
インドネシアの2021年祝日の数と一覧
下表にまとめているのは公的な祝日となる16日と、一斉有給休暇取得推奨日の7日(結局、政府機関はほぼ休み)の一覧です。複数の宗教に配慮した、多民族・多宗教の国家ならではの祝日・記念日となっています。ラマダンは4月12日(月)から5月12日(水)となり、ラマダン明けの休みであるレバランの長期連休は、最長で5月12日〜5月19日の8連休となります。ほか、ムハマッド昇天祭に有給休暇取得推奨日が連結され、こちらも3月11日〜3月14日まで4連休、クリスマスも12月24日〜12月27日の4連休となっています。
祝日 | 日本語 | インドネシア祝日名称 | 特記事項 |
---|---|---|---|
1月1日 | 新年 | Tahun Baru Masehi | 西暦の元日。 |
2月12日 | 旧暦新年 | Tahun Baru Imlek | 2572年に相当。中国暦の元日 |
3月11日 | ムハマッド昇天祭 | Isra Mi'raj | 移動祝日。Isra Mikraj Nabi Muhammad SAW |
3月12日 | ムハマッド昇天祭 | Isra Mikraj Nabi Muhammad SAW | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
3月14日 | 釈迦暦新年(ニュピ) | Hari Raya Nyepi | サカ暦1943年の元日。 |
4月2日 | 聖金曜日 | Jumat Agung, Wafat Isa Al Masih | キリスト受難の日。移動祝日。 |
5月1日 | メーデー | Hari Buruh Internasional | 固定祝日 |
5月12日 | レバラン前(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Cuti bersama untuk Hari Raya Idul Fitri | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
5月13日 | キリスト昇天祭 | Kenaikan Isa Almasih | 移動祝日 |
5月13〜14日 | レバラン(ラマダン明け大祭) | Hari Raya Idul Fitri | ヒジュラ暦1442年。公式の断食明け大祭(レバラン)。移動祝日。 |
5月17〜19日 | レバラン後(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Cuti bersama untuk Hari Raya Idul Fitri. | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
5月26日 | 仏教祭 | Hari Waisak, Hari Raya Waisak 2565 | 釈迦の生誕祭 |
6月1日 | パンチャシラの日 | Hari Kesaktian Pancasila | 国家5原則を記念する日。固定祝日 |
7月20日 | 巡礼の日 | Idul Adha, Hari Raya Idul Adha | ヒジュラ暦1442年に相当 |
8月10日 | 回教暦新年 | Tahun Baru Islam | ヒジュラ暦1443年。イスラムの元日。 |
8月17日 | 独立記念日 | Hari Kemerdekaan | 1945年8月17日の独立を記念 |
10月19日 | ムハマッド誕生の日 | Maulid Nabi Muhammad SAW | ムハマッドの生誕を記念 |
12月24日 | クリスマス・イブ | Cuti Bersama Hari Natal | 一斉有給取得奨励日 |
12月25日 | クリスマス | Hari Natal, Hari Raya Natal | 固定祝日 |
12月27日 | クリスマス休暇 | Cuti Bersama Hari Natal | 一斉有給取得奨励日 |
インドネシアの2020年祝日カレンダー
5月22日、5月26日、5月27日、12月24日は政府が定めた国民の祝日ではなく、有給取得奨励日として設定された日(Cuti Bersama)となります。行政機関をはじめ、ほとんどの政府関係の組織は原則休日となっているため、下記のカレンダーでも、祝日扱いで赤丸をつけています。詳細は各機関へ直接確認の必要があります。5月の休みが多いため、会社によっては土曜日などで稼動調整を行っている場合があります。
インドネシアの2020年祝日の数と一覧
下表にまとめているのは公的な祝日となる16日と、一斉有給休暇取得推奨日の4日(結局、政府機関はほぼ休み)の一覧です。複数の宗教に配慮した、多民族・多宗教の国家ならではの祝日・記念日となっています。ラマダンは4月23日(木)から5月23日(土)となり、ラマダン明けの休みであるレバランの長期連休は、最長で5月22日〜5月27日となりますが、5月21日の祝日とあわせて、5月21日〜5月27日を連休としているところが多いです。
祝日 | 日本語 | インドネシア祝日名称 | 特記事項 |
---|---|---|---|
1月1日 | 新年 | Tahun Baru Masehi | 西暦の元日。 |
1月25日 | 旧暦新年 | Tahun Baru Imlek | 2571年に相当。中国暦の元日 |
3月22日 | ムハマッド昇天祭 | Isra Mi'raj | 移動祝日。Isra Mikraj Nabi Muhammad SAW |
3月25日 | 釈迦暦新年(ニュピ) | Hari Raya Nyepi | サカ暦1942年の元日。 |
4月10日 | 聖金曜日 | Jumat Agung, Wafat Isa Al Masih | キリスト受難の日。 |
5月1日 | メーデー | Hari Buruh Internasional | 固定祝日 |
5月7日 | 仏教祭 | Hari Waisak, Hari Raya Waisak 2564 | 釈迦の生誕祭 |
5月21日 | キリスト昇天祭 | Kenaikan Isa Almasih | 移動祝日 |
5月22日 | レバラン前(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Cuti bersama untuk Hari Raya Idul Fitri | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
5月24〜25日 | レバラン(ラマダン明け大祭) | Hari Raya Idul Fitri | ヒジュラ暦1441年。公式の断食明け大祭(レバラン)。移動祝日。 |
5月26〜27日 | レバラン後(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran, Cuti bersama untuk Hari Raya Idul Fitri. | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
6月1日 | パンチャシラの日 | Hari Kesaktian Pancasila | 国家5原則を記念する日。固定祝日 |
7月31日 | 巡礼の日 | Idul Adha, Hari Raya Idul Adha | ヒジュラ暦1441年に相当 |
8月17日 | 独立記念日 | Hari Kemerdekaan | 1945年8月17日の独立を記念 |
8月20日 | 回教暦新年 | Tahun Baru Islam | ヒジュラ暦1442年。イスラムの元日。 |
10月29日 | ムハマッド誕生の日 | Maulid Nabi Muhammad SAW | ムハマッドの生誕を記念 |
12月24日 | クリスマス・イブ | Cuti Bersama Hari Natal | 一斉有給取得奨励日 |
12月25日 | クリスマス | Hari Natal, Hari Raya Natal | 固定祝日 |
インドネシアの2018年祝日カレンダー
6月13日から6月14日、6月18日から19日、12月24日は政府が定めた国民の祝日ではなく、有給取得奨励日として設定された日となります。行政機関をはじめ、ほとんどの政府関係の組織は原則休日となっているため、下記のカレンダーでも、祝日扱いで赤丸をつけています。詳細は各機関へ直接確認の必要があります。
インドネシアの2018年祝日の数と一覧
下表にまとめているのは公的な祝日となる15日と、一斉有給休暇取得推奨日の5日(結局、政府機関はほぼ休み)の一覧です。複数の宗教に配慮した、多民族・多宗教の国家ならではの祝日・記念日となっています。ラマダンは5月15日から6月14日となり、ラマダン明けの休みであるレバランの長期連休は、最長で6月13日〜6月19日となります。
祝日 | 日本語 | インドネシア祝日名称 | 特記事項 |
---|---|---|---|
1月1日 | 新年 | Tahun Baru Masehi | 西暦の元日。 |
2月16日 | 旧暦新年 | Tahun Baru Imlek | 2569年に相当。中国暦の元日 |
3月17日 | 釈迦暦新年(ニュピ) | Hari Raya Nyepi | サカ暦1940年の元日。 |
3月30日 | 聖金曜日 | Jumat Agung | キリスト受難の日。 |
4月14日 | ムハマッド昇天祭 | Isra Mi'raj | 移動祝日。 |
5月1日 | メーデー | Hari Buruh | 固定祝日 |
5月10日 | キリスト昇天祭 | Kenaikan Isa Almasih | 移動祝日 |
5月29日 | 仏教祭 | Hari Waisak | 釈迦の生誕祭 |
6月1日 | パンチャシラの日 | Hari Kesaktian Pancasila | 国家5原則を記念する日。固定祝日 |
6月13〜14日 | レバラン前(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
6月15〜16日 | レバラン(ラマダン明け大祭) | Hari Raya Idul Fitri | 公式の断食明け大祭(レバラン)。移動祝日。 |
6月18〜19日 | レバラン後(ラマダン明け大祭) | Cuti Bersama Lebaran | 一斉有給取得奨励日。政府機関は休み。 |
8月17日 | 独立記念日 | Hari Kemerdekaan | 1945年8月17日の独立を記念 |
8月22日 | 巡礼の日 | Idul Adha | ヒジュラ暦1439年に相当 |
9月11日 | 回教暦新年 | Tahun Baru Islam | イスラムの元日。 |
11月20日 | ムハマッド誕生の日 | Maulid Nabi Muhammad SAW | ムハマッドの生誕を記念 |
12月24日 | クリスマス・イブ | Cuti Bersama Hari Natal | 一斉有給取得奨励日 |
12月25日 | クリスマス | Hari Natal | 固定祝日 |
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