実入りコンテナを英語でいうと

2022年4月6日更新

実入りコンテナとは、中身が入っているコンテナのことを意味し、英語ではloaded containerと言います。空のコンテナである「空バン」の反対語で、こちらはempty containerと言います。

物流業界全般で、貨物や中身の製品のことを「実」と表現することがあり、それに倣った表現となります。国際輸送で使用する海上コンテナには、実入りコンテナの状態、つまり貨物を積載した状態のコンテナの重量を申告する義務があります。また、道路交通法では公道を走ることができるトラックの重量制限が設けられていますので、この重量を超えるコンテナを作ってしまうと、そもそも港へ運ぶこともできなくなってしまいます。

実入りコンテナの状態で上限重量がいくつになるかという点は貿易担当や仕入れ担当は覚えておく必要のある項目です。貿易の場合、難しいのは輸出時の道路交通法だけでなく、相手側の国の道路交通法に相当する法令の制約も受ける点です。つまり、自国、海上輸送上のルール、相手国の3つの法令や規則を照らし合わせるということになります。

安全を見ると一般に、海上コンテナであれば積載重量は20フィートコンテナで約21トン、40フィートで約23トンに収めるようにします。

なお、コンテナというのは自社所有のマイコンテナを使用する会社も稀にありますが、基本はレンタル品となり、貨物をおろしたあとはフォワーダーを経由して返却することになります。

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