上期、下期、前期、後期、半期を英語で言うと
日本と諸外国とでは、決算年度の前提が異なっていることが多い為、上期が一体いつからいつまでなのかの認識が異なると、思わぬ誤解を招くことがありますので注意を要します。もっとも、決算がいつなのかは日本でも3月決算が多いとはいっても12月決算やその他の月を採用している企業もある為、社外に対して使う場合は、明記しておくとよいかもしれません。
英語での表記方法は次の通りとなります。
日本語 | 英語 | 略語 |
---|---|---|
上期、前期、上半期 | first half, first semester | 1H |
下期、後期、下半期 | second half, second semester | 2H |
また文書中によく使われる1Hなどは上表にある通り、first halfを意味します。2Hは下期にあたるsecond halfの略語となります。
3月決算であることがわかれば、上期は4月〜9月の6ヶ月、下期は10月から翌年3月までの6ヶ月であることがわかりますので、以下のような書き方もあります。
2014年度(3月決算)の前期(上期) |
---|
first half of the fiscal year 2014 ending March |
FYを示す部分に続けてending Marchと書くことで、年度の最後の月、つまり決算月を示すことが出来ます。
日本語 | 英語 | 英語での略称表記 |
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2013年度下期 | Second half of FY2013 | FY2013/2H |
2013年度(3月期) | Fiscal year 2013 ending March | FY2013/3 |
なお、学校などの年度で前期、後期を表現する場合は、first term、second termといった言い方もあります。ただしこれは1学期、2学期という可能性もあるため、前後期制(semester system)なのか、3学期制(trimester system)によって、何月から何月までを意味するのか変わってきます。制度がよくわからない場合やはじめてやり取りする相手などの場合は、どちらにしろ、いつからいつまでかを括弧で明記しておいてもよいかもしれません。
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