英語で「ご安全に」はどう言う
日本企業のグローバル化とともに、安全衛生分野で使われるこうした挨拶も会社によっては英語で浸透させる必要が出てきています。
工場で事故、怪我、災害などが起きないよう予防して生産活動を行うことは、生産コスト低減や品質よりも優先されるべきことです。いくらよい製品を作っていても、たびたび災害を起こしたり、怪我人を出したり、重傷者や死亡者などが頻繁に出るような会社とはどこも取引したくはないでしょう。
安全は何にも優先すべきという考え方は最近ではようやく多くの企業で浸透してはいますが、海外へ拠点を作った場合、その重要性をきちんと現地のスタッフにも理解してもらう必要があります。
安全に関する文化は何も日本の十八番ではなく、海外企業でもデュポンのように他社が参考にするような安全文化をもつ企業もありますが、ここまでのレベルは容易に到達できるわけではありません。日々の地道な活動によって日本式の安全教育を浸透させていく上では、「ご安全に」の文化をわかってもらう必要があります。
Keep safe |
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直訳では、安全を維持してください、といった意味ですが、ご安全にの原義に近い意味です。 |
Keep safety |
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上と同様ですが、safeをsafetyにしたパターンです。 |
Safety first |
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安全第一、という意味ではありますが、ご安全にと同様の意味で使うこともあります。 |
グローバル化が進むにつれ、海外進出、海外展開する企業にとっては日本にいる安全衛生部の役割も変わりつつあります。
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