次々月を英語でいうと
翌月の次の月のことを次々月(じじげつ)と呼ぶことがあります。英語にすると、the month following the next monthとなります。翌月のことを次月という業種もあり、その場合、両者には違いはないことになります。一種のビジネス用語で、業界にはよっては頻繁に使うところもあれば、全く使わないところもあります。自動車部品の業界では意外に耳にすることが多いかもしれません。受注の内示情報を3カ月単位でやり取りされることが多い業界では、次月、次々月という表現が使われているケースが多い印象です。
そもそも次々月あるいは次次月というのは正しい日本語なのかという疑問もあります。広辞苑にも翌翌月(翌々月)は掲載されていますが、次々月はおろか次月すら掲載されていません。ちなみに、この翌翌月は「翌月の翌月。その次の次の月」と定義されていますので、同じものを意味していることが分かります。
今を起点や基準にしてその次の月を示したい場合は来月という表現も使えますが、その起点が過去や未来の月で、そこから1か月進んだ次の月を示したい場合は、そこから翌月といえば話は通じます。正式には翌月、翌々月という表現になりますが、業界用語の一種として次月や次々月から使われるようになったのではと思います。
会計用語の次月繰越のように、次月を使った名詞もあるのでこうした用語に慣れた方が使うというケースもあるかもしれません。
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