non DOD sourceとは何か

2018年2月5日更新

メールをやり取りする相手によっては、返信メールの件名の部分に「non DOD source」もしくは[Non-DoD Source] と書かれていることがあります。これは一体何を意味するのでしょうか。DODとは米国の国防総省「United States Department of Defense」の略称です。国防総省では、そのメールが同じ組織、つまりDODから発信されたものではない場合、non DOD sourceという文言を自動的にメールの件名につけ、受信者となる国防総省の職員がわかるようにしています。これはセキュリティの注意喚起対策の一環であり、最近は一部の企業でも社外のフリーメールについては件名に自動的に識別ができる何らかの文言を加える事もあるため、特段珍しい事ではありません。

ただ、件名の冒頭が変わってしまうため、メールを件名でソートする等する際は、留意しておく必要はあります。

なお、米国国防総省と取引上やり取りする事はあまりないという方であっても、実は、日本の米軍基地に勤務する日本人スタッフもメールアドレスは.milのドメインを持つものを使っています。このため、日本国内の基地関連の勤務者もメールでやり取りする場合には、このNon-DoD Sourceが件名につきます。

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