TBA、TBD、TBCの意味と違いについて

2014年12月14日更新
TBA、TBD、TBCの意味と違い

TBA、TBD、TBCのいずれも、現時点では未定であったり不明であったりする部分について使われる略語です。この略語をそれぞれ文章にすると、下表のようになります。

ほとんど同じような使われ方をし、意味にも大きな違いはないため、厳密に使い分けられないこともありますが、両者の違いを述べるとすれば、TBAについては「判明次第、いずれは通知、連絡」をする、追ってご連絡というニュアンスを含み、TBDのほうは、「いずれ決定する、いずれ決まる」といったニュアンスになる為、必ずしも相手への連絡や通知を追って行うわけではない、ということになります。

TBCについては、のちほど確認する、というニュアンスを含むことがありますが特にこうしたことに関係なく、未定事項、未決定の部分について使うことができます。

ある部分について未定であるがために、全体について連絡や通知ができないというようなときにはこうした表現を使って、未決定の部分は決まっていないものとして連絡し、伝えることができる部分のみ、記載して連絡するという方法はビジネス分野でよく使われるやり方です。

何かがわからないばかりに、他の情報も送ることができない、というような状況はわりとよくある状況ですが、早めの情報展開が相手にとっても都合がよいケースも多々ありますので、状況に応じてこれらTBA等の表現を使って連絡を行っていくのがよいと思います。

TBA、TBD、TBCの意味と違い
略語 文章 意味
TBA To be announced To be advised 追って通知、未定
TBD To be determined 将来決定する、未定、未使用
TBC To be confirmed 未定、確認中

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