STAM390Gの成分、材質と機械的性質、引張強さ、耐力、伸び|自動車構造用の鋼管、STAM鋼管
STAM390Gは自動車構造用を想定した鋼管の一つです。0.25以下のC量となる低炭素型の炭素鋼管で、引張強さの最小値が390MPaと定められています。G種の中ではちょうど中間となる位置づけです。
STAM390Gの成分、材質、組成
鋼管の種類 | C | Si | Mn | P | S |
---|---|---|---|---|---|
STAM390G | 0.25以下 | 0.35以下 | 0.30から0.90 | 0.035以下 | 0.035以下 |
STAM390Gの機械的性質
鋼管の種類 | 引張強さ N/mm2 |
降伏点もしくは耐力 N/mm2 |
伸び(%)11号か12号の試験片 | 押し広げ性(以下のDは管の外径) |
---|---|---|---|---|
STAM390G | 390以上 | 235以上 | 30以上 | 1.20D |
STAM390G鋼管の伸び最小値(厚さ8mm未満の鋼管の場合)
鋼管の種類 | 鋼管の厚み | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1mm以下 | 1mmを超え2mm以下 | 2mmを超え3mm以下 | 3mmを超え4mm以下 | 4mmを超え5mm以下 | 5mmを超え6mm以下 | 6mmを超え7mm以下 | 7mmを超え8mm以下 | |
STAM390G | 20 | 21 | 22 | 24 | 26 | 27 | 28 | 30 |
「JIS G 3472 自動車構造用電気抵抗溶接炭素鋼鋼管」に規定のある材料記号
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