STK490の材質、成分、重量、寸法、引張強度などの規格|STK鋼管
STK490は主として建築用に規格化された構造用の炭素鋼鋼管で、強度保証がついています。STK鋼管とも呼ばれ、書かれている数字が最小の引張強さを示しています。サイズのバリエーションが多いですが、一部機械構造用の鋼管とかぶる寸法もあるため、用途によって使い分ける必要があります。STK490は、STK鋼材の中ではマンガン量の含有が最も多くなっています。
STK鋼管のサイズ、重量
建築用・建設用を想定したSTK管は、JISによって寸法と、単位質量、公差が定められています。
STK490の成分、材質
炭素鋼鋼管の種類 | C | Si | Mn | P | S |
---|---|---|---|---|---|
STK490 | 0.18以下 | 0.55以下 | 1.65以下 | 0.035以下 | 0.035以下 |
STK490の機械的性質|引張強さ、降伏点、耐力、扁平性、曲げ性
鋼管の種類 | 引張強さ N/mm2 |
降伏点 耐力 N/mm2 |
溶接部 引張強さ N/mm2 |
へん平性 平板間の距離(H) |
曲げ性 50mm以下で適用 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
曲げ角度 | 内側半径 | |||||
STK490 | 490以上 | 315以上 | 490以上 | 7/8D | 90° | 6D |
STK490の伸び
継目無し(シームレス)、鍛接 | 電気抵抗溶接、自動アーク溶接 | 全製管方法 | ||
---|---|---|---|---|
350mm以下 | 350mm超え | |||
11号試験片 12号試験片 |
11号試験片 12号試験片 |
5号試験片 | 4号試験片 | |
管軸方向 | 管軸方向 | 管軸直角方向 | 管軸方向 | 管軸直角方向 |
23 | 23 | 18 | 21 | 17 |
「JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管」に規定のある材料記号
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