STK500の材質、成分、重量、寸法、引張強度などの規格|STK鋼管
STK500は構造用の鋼管の一つで、土木・建設用などを想定した鋼材の一つです。低炭素の部類ですが、引張強度は最小でも500MPa以上という強度保証がなされているため、いわゆる材料管とは異なる使い方ができます。伸びについては鋼管の寸法と、製法別に個別に規定があります。
STK鋼管のサイズ、重量
建築用・建設用を想定したSTK管は、JISによって寸法と、単位質量、公差が定められています。
STK500の成分、材質
炭素鋼鋼管の種類 | C | Si | Mn | P | S |
---|---|---|---|---|---|
STK500 | 0.24以下 | 0.35以下 | 0.30から1.30 | 0.040以下 | 0.040以下 |
STK500の機械的性質|引張強さ、降伏点、耐力、扁平性、曲げ性
鋼管の種類 | 引張強さ N/mm2 |
降伏点 耐力 N/mm2 |
溶接部 引張強さ N/mm2 |
へん平性 平板間の距離(H) |
曲げ性 50mm以下で適用 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
曲げ角度 | 内側半径 | |||||
STK500 | 500以上 | 355以上 | 500以上 | 7/8D | 90° | 8D |
STK500の伸び
継目無し(シームレス)、鍛接 | 電気抵抗溶接、自動アーク溶接 | 全製管方法 | ||
---|---|---|---|---|
350mm以下 | 350mm超え | |||
11号試験片 12号試験片 |
11号試験片 12号試験片 |
5号試験片 | 4号試験片 | |
管軸方向 | 管軸方向 | 管軸直角方向 | 管軸方向 | 管軸直角方向 |
15 | 15 | 10 | 14 | 9 |
「JIS G 3444 一般構造用炭素鋼鋼管」に規定のある材料記号
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