TBCはTo be confirmedの略で、見積もりや注文書などで納期や支払い条件などの取引条件が明確になっていない場合に、「未定」「後ほど決定、確認」の意味で使われます。類似の略語には、TBDもあります。これもほぼ同じシチュエーションで使い、To be determinedの略です。
取引の大原則として、注文書や見積書がないとその次のステップに進むことはできないので、こうした公式の書類をまずは発行するというときに便利な表現です。たとえば、納期が厳しくすぐにでも製造着手して欲しいので、とりあえず注文書を送っておかないといけない場合、不明部分にこうしたTBCやTBDと書いて発行する、という使い方があります。ただし、これは関連会社やグループ会社間の取引ならばまだよいですが、海外企業との取引で取引実績や慣行がよくわかっていない相手との取引には使うべきではありません。
注文書を発行する場合でも、受ける場合でも、サインをして返送した時点でその内容で取引が成立したとなるためです。
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